さくら

僕は学校まで自転車で通学している。

 

通学路には桜並木があり三月下旬から四月中旬になったら、これでもかっというくらい満開の桜が咲き誇っている。

 

“桜は美しいのではなく儚いのだ。日本人はあの儚さにダマされているだけだ。”

 

この言葉はなんかの本で読んだような読んでないような、テレビを見てて100人いたら98人言いそうなことしか言えないようなコメンテーターが言ってたような言ってなかったような……

 

誰が言ってたかは全く覚えてはいないが僕乗り記憶の中にはしっかりと刻み込まれている言葉だ。

 

 

今年も桜はしっかりとピンク色に葉を染め、自らの存在感を示し人々の心の中に消えていった。

 

そんな桜を見ながら僕は思った。

 

 

 

女の子に褒められたい。

 

 

 

かっこいいって言われたい。

 

チヤホヤされたい。

 

〇〇くん面白すぎwwwと女の子を笑わせたい。

 

へぇ~〇〇くん賢いんだ。ジュース奢るから勉強教えてよ!って言われたい。

 

〇〇くん!何の本読んでるの? あー!森見登美彦じゃん!有頂天家族読んだことあるんだ~ 〇〇くん、まだ読んだことないの!?その本読み終わったら貸してあげようか?って言われたい。

 

女の子とLINEしたい。

 

女の子と体育祭の練習を一緒にしたい。

 

女の子とたわいもない話をしたい。

 

透けブラしてる女の子に、お前のブラ透けてっぞ~って言って、どこ見てんのよ!!って言われたい。

 

女の子の指を1本1本折っていって痛さで失神しそうな女の子をひたすら眺めるやつやりたい。

 

女の子を目隠しして柱に括りつけて1週間放置して精神崩壊させたい。

 

女の子のお腹を思っきり殴って吐かせたい。

 

女の子を椅子に括りつけてまばたきしたら太ももに針を指していくやつやりたい。

 

女の子を泣かせたい。

 

女の子に好かれたい。

 

女の子からモテたい。

 

 

 

 

 

桜は儚いだけじゃない。しっかり美しいよ。

 

来年も綺麗な花を咲かせておくれ