mayo_9_8と山田寿々ちゃんに関する一連の騒動

この小話はTwitterの“いいね”から始まった。

とくに深い理由も媚びを売るわけでもなくなんとなくしたツイートに“いいね”が来た。


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最初はミスなのかな?と疑ったけど、今でも消えることなく彼女の“いいね”欄には私のツイートが寿司屋の醤油の入った小瓶のごとく当たり前みたいな顔をして居座っている。

このブログの目的は私がどれだけ情けなくどうしようもない男なのかを彼女との馴れ合いを通じて言語化し一度整理してみようというものなのだ。大庭葉蔵ばりに情けなく救いようのない男がひとつの“いいね”きっかけで堕ちているのかを確認して欲しい。 ここまで大風呂敷を広げてしまったが、多分そこまで堕ちてないと思う。(2018.12.14)

 


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とてつもない勘違い野郎だ。彼女はパンピーのツイートをめちゃくちゃ“いいね”する。この時はたまたま“いいね”をしてなかっただけ。浮かれ切っている過去の自分のツイートを見るほど苦痛なことは無いが、この痛みをちゃんど覚えておかないとまた同じ失敗をしてしまうと思う。絶対に忘れないようにしよう。(2018.12.14)

 

 


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あった。あるじゃん。好意。マジか。うお。やったー!って感じで素直に喜べない自分のことが嫌いだ。彼女の優しい嘘を信じてあげらないことが本当に申し訳ない。自分の自己肯定力の低さが嫌いで治したいと思ってるけど、どうしたら良いかわからなくて。根本的な所から自分を変えなきゃならないのはわかってるけどそんな勇気なくて。人間として弱い。弱すぎる。(2018.12.16)

 

いつからは覚えてないけど17日ごろから彼女が毎朝やっているSRを見るようになった。そもそも坂落ちして48Gに流れた時もSRが楽しくてハマったのを思い出して初心に戻った感じだった。私のSRのコメントの軸と彼女のセンスがたまたまハマったらしく中々の頻度で読んでいただくことが出来た。槇原敬之は「君の笑顔の理由がもうひとつ増えるなら今降り出した雨だって僕が止ませてみせるよ 」と言っていたが、私のコメントを読んで彼女の笑顔の理由がひとつ増えることがこんなにも嬉しいことだなんて思わなかった。とても嬉しかった。インターネット上でちょっと良くして頂いたくらいでドキドキしてしまうのは童貞力というか人間として弱い気がするが、実生活で異性から良くしていただくなんて疎か共学のくせに関わりがないので自然の摂理といえばそんな感じがしてくる(はずだ)

毎朝の始まりが歯磨きではなくSRになった冴えない男子高校生。

 


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もう俺はどうしたら良いかわからなくなってきた。すずちゃん…(2018.12.30)

 


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すず……(2019.1.11)

 

 


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自分が人に惚れやすくタイプガチ恋なのは理解していたつもりだけど、こんなにも緩やかに下っていくとは思わなかった。片足のつま先だけのつもりが気づいたら頭の上に折りただんだ白いタオルまで乗せちゃって優雅に沼にハマって楽しんでいた。

気づいたらインターネット認知があることに驚いたしとてもドキドキしたのを覚えてる。私の鼓動の音が千葉から彼女のいる大阪まで聞こえるのではないかと危惧したほどにドキドキした。ドキドキで壊れそう1000%LOVEって感じだ。

高校二年生の文化祭が終わり課題で「文化祭の思い出」という題の作文を書かされた。そこに私は嘘偽りなく「面白くなかった」と800字ほどつらつら書いたものを提出した。後日担任に呼ばれて「どうした?悩みとかあるのか?辛いことがあったら言ってみろよ。山口(仮)」と言った。この“山口(仮)”というのは同じクラスで同じ部活のやつの名前であり私の名前ではなかった。担任からの認知もなかった私が可愛い彼女から名前認知があるという事実だけで俺の中の幸福度は全盛期のビットコインの価値ばりに急上昇、うなぎ登りだった。(2019.1.11)

 

 


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とうとう来たなこの時が(漢)って感じでレーンに並んだ。周り見ても同年代って感じの人は居らず軽く浮いていた。だけど、クラスで引くほど浮いてるから特に気に留めることもなく淡々と受付を済まし列に並んだ。段々と毎朝聞きなれたあの声が近くなりスマホとの向き合いをやめ前を向くと画面の中の彼女がぴょんぴょんと笑顔で跳ねながら握手をしていた。すず…。早くなる鼓動。汗ばむ手。臭すぎる前のおじさん。一歩、また一歩と足を進め受付嬢に券を渡し。前を向くと視界が開けた。 

両手を出してニッコリ…というかヘラヘラ笑いながら待っている彼女の手を握り目を見たら視線が合い何かが始まった音が聞こえた気がした。

 

私:はじめまして。毎朝のSR楽しみにしてます。

普段のSRでは単純にひとつにズラしたコメントで面白人間を気取った井の中の蛙のくせに実際はこうなのである。何も出来ない。

寿:まよらーさん?

人間が本当に驚いた時は声すら出なくなることを知っている。私はるろうに剣心で薫が死んだときばりに驚き声が出なかった。心臓のBPMが190を超えた。BPMとかMPCとかよくわからならないけど。

私:なんでわかったの?

寿:えーなんとなくかな。 まよらーさんの       こと良い人だと思っててん 

すず……

 

寿:まよらーさんだ!

私:すずちゃん可愛い~

寿:えへへ(可愛い)

私:可愛いからクネクネしちゃう(クネク        ネ)

寿:すずも~(クネクネ)(共鳴)

私:クネクネし過ぎてくびれ出来たらどう       しよ(クネクネ)

寿:www 待ってツボすぎるwww

流石の俺でもこんなにもしょうもないボケにすらなってない言動でツボなのはアゾフ海くらい浅いし嘘じゃんとは思ったが目の前で笑う彼女をみたらそんなことどうでも良くなった。何も信じることのできない俺だけど目の前に起こった出来事くらいは信じてあげたい。

この元ネタが素人ナンパ物で脱がされた素人のくびれがかなりすごくてカメラの男が「どうしたらそんなにくびれができるの?」と聞いたら素人が「えー。家でEDM流してクネクネしてたら出来た」って言ってたヤツを参考にしたことは絶対に知られたくない。

 

寿:あれやな。イケメンやな。 
私:wそんなことないでしょ。
寿:えー。カッコイイよ
私:wじゃあ、それ本気にして良い?
寿:本当に思ってるし。すず、本気で好き       やで

畜舎でおじさん相手に接客をし続けた結果、若いというだけでイケメンっぽく見えるしまぁ喜んでくれるでしょって感じで言ってくれたことは重々理解している。しているけど、俺はどうしようもなく嬉しかった。一個下の女の子の優しい嘘を真に受けて浮かれ切ってるのは本当に気持ちが悪いし社会のために死ぬべきだと思うけど表情が緩み切ってしまった。すず…おれは……おれは………(2019.1.20)

 

 

どうしたら良いかわからない。これが今の素直な気持ち。あまりにも人と触れ合ってこなかったから他人の嘘を見抜けない鈍感な人間になってしまった。もし、上記の優しい嘘が彼女の本心であるならとてと失礼なことをしてしまったと思う。

“いいね”からこんなにも始まるとは夢にも思ってなかった。インターネットに本気(マジ)になりすぎた結果、こんな感じになってしまった。私は何を信じて生きていけば良いのだろう。(2019.1.20)