革命前夜

最近、卑怯だなと感じることが多くなってきた。それは実生活だったりインターネットだったりと多種多様な形で卑怯が襲ってくる。卑怯な振る舞いというのは蜜の味でありとても甘味なものであろう。それはふわふわで口に入れた瞬間に溶けてなくなるパンケーキやその様相からカエルの卵らしいという根も葉もない噂が出てきても尚生き残るほどの中毒性があるタピオカなるものよりきっと甘味だ。

うらやましい。実にうらやましい。わたしも卑怯という蜜を舐めて幸せな気持ちになりたい。しかし、卑怯というのは甘味ではあるがそれは一時的な話であり、卑怯な行いがバレると甘味と感じていた蜜が突然の猛毒になり身体や脳を蝕んでいく。臆病物の私はそれが怖くて出来ないし卑怯者が堕ちていく姿を見ているとどこか悲しい気持ちになる。本当はなんとも思わない。

 

それなので基本的に甘い汁を舐めまわしてる卑怯者を見てもなんとも思わない。だが、それは「基本的に」である。私が唯一許せないのは甘い汁を舐めつづけ私腹を肥やしているものの事だ。許せない。うらやましい。許せない。そんな嘘をついてメイクマネーして楽しいか。その金で食う飯は美味いか?パンケーキはとろけるか?タピオカはもちもちしてるか?あぁ、そうだろう。嘘の金で食う飯は何よりも美味いしパンケーキは何よりもとろけるしタピオカはもちもちしてるだろう。うらやましい。うらやましすぎて涙が出てくる。

 

だから、私はここで名指しで叩くことにした。世間にお前の悪行を発表し戦う。こちらには大学に5年も通った法学生が二人もいる。5年も通ってるのだからきっと司法試験に一発合格するくらい賢くなっただろう。

 

私が最も卑怯だと思うものは「たこ焼き」だ。

 

賢き読者諸君らはここまで読んだところで「あぁ、たこ焼きのことだろうな」とわかっていたと思う。一切のボケも捻りもなしに結論を出したことを許して欲しい。でも人間はやらねばならぬ時が必ずある。惚れあった男女が初夜を迎えたり伊達英二がリカルド・マルチネスと再戦したするように。わたしにとってのやらねばならぬ時が“今”だということ。たったそれだけのことなのだ。


まず、第一に「たこ焼き」という名前が嘘をついている。イカ焼きを見てみろ。イカ焼きというのはとても愚直で素直なやつだ。本当にただイカが焼かれているだけ。そこに何の嘘も偽りもなくイカが焼かれてるだけ。あまりの正直さに涙が出てくる。イカ焼きは交差点で拾った100円玉を交番に届けるほどの正直さを持っているだろう。
それに対してたこ焼きは本当に卑怯なやつだ。あいつは“たこ”焼きと名乗っていながら小麦粉の中で天照のように隠れている。この時点でたこ焼きが如何に卑怯だかわかると思う。Wikipediaによるとたこ焼きは1933年に生まれたらしい。たこ焼きは今年で86歳になる。86年間も嘘をつき続けた。しかも、一切の罪悪感を見せることなく。普通(ここでの普通とはマジョリティのことです)なら自分が本当はたこ焼きではないことに劣等感を覚え世間から逃げるように田舎でほそぼそと水呑百姓のような生活を過ごしているはずだろう。なのに、たこ焼きは嘘をつき億万の富を稼ぎ今日も何ひとつ不自由のない生活を過ごしている。それでいいのだろうか。いや、いいはずがあるまい。私たちは今、戦うべきなのだ。

 

2つ目の卑怯な点は優しい顔して実は攻撃的な一面があることだ。たこ焼きは小麦粉の中に隠れる卑怯物なのでフォルムを変更することができ、たいていのたこ焼きは球体状だ。球体状というのは幼き頃から身近にあったので自然と気を許してしまう。愛用のタオルケットと同じように。警戒を解除した状態でたこ焼きを口に入れると香ばしいソースの香りが鼻に抜け幸福を感じる。その、完全に緩み切った状態で噛むと中からドロドロとした灼熱マグマが舌を焼き尽くす。そうなったら手を遅れでどれだけハフハフしても何もかもが遅い。もし、たこ焼きが円錐状なら全人類は警戒しゆっくり冷ましながら食べることができ舌を灼熱のマグマで焼き尽くすことはないだろう。そもそも、幾千もあるフォルムの中であえて球体状を選ぶのが卑怯だと思う。なぜなら、球体は可愛く油断させるからだ。


その他にもたこ焼きの卑怯な点はインドの有権者数ばりにあるがそれをつらつらと書いても仕方が無いことなのでやめておく。
最後まで読んでくれた賢き読者諸君にはたこ焼きのイヤらしさをきっと理解してくれたと思う。そして、私は戦う。逃げない。もし、私と一緒に戦ってくれる勇気ある者がいたらTwitterでDMを送って欲しい。

革命の日はすぐそこまで来ている。

5月15日BII「2番目ドア」公演感想

はじめてNMB劇場に由樹ました(1行目から滑る人)

TEPPENラジオから入ってYouTubeの違法アップロードライブ動画を漁り「てっぺんとったんで!」をブックオフで買って登下校中に聞きまくったり、その後にサブスクに加入してNMBの曲を聴き漁って映像倉庫に加入してライブ映像を漁って山田寿々ちゃんから“いいね”が来てガチ恋してDMMに加入して毎日毎日劇場と向き合いYNNに加入してNMBのコミカルな部分に触れて“若菜”のモバメを登録して研究生にハマる。みたいな一連の流れがあっての“ここ”なので色々と感慨深い気持ちになるかなと思ったけど劇場前でオタクさんでタピオカを嗜みながらデカイ声でNMBを話をするという地獄ムーヴをカマしたのでそんな余裕ありませんでした。いや、おれいきなりアホみたいに自分語りするやん本題に入ります。

 

M1.overture

NMBのoverture、なんかオモチロイ。

 

M2.床の間正座娘
ずっと好きじゃなかったんだけどようやくいい感じにアガれるようになってきました。コールって腹からバカデカい声を出す勝負だと思ってたけどUh_Haみたいに大きさではないとこで戦うパターンもあるんですねって感じでまた一歩高みに上がれました。私は振りコピを全くしない(できない)オタクなので(ダサい)気づかなかったけど終演後にオタクさんが「床の間正座娘は全部振りコピしたくなるポップさがある」みたいなニュアンスのことを仰っててなるほどなぁって思いました。とにかく馬鹿なビートに引っ張られすぎてしまうけど、歌詞をちゃんと聞くと「遊びなんかで私と付き合おうとしないでよね」っていう至極真っ当なことが歌われてて、ビートに歌詞にダンスとそれぞれが違うベクトルに進みすぎててハッキリ言ってよく分からなくなる。
曲に関する感想を長々と書いてしまったので、公演の感想に戻りますけど踊ってる時のしんしん(新澤菜央)の顔が険しすぎてウケる。以上です。


M3.法定速度と優越感
この曲の見どころは、あーやん(山本彩加)の「ジャンジャカジャンジャカ言って盛り上がっていきましょう!」っていう煽りだと思うんですよね。あーやんって全ての現象に対して100のチカラで応対し続けているのが本当にすごいと思う。でも、これが真面目なのか倫理観の欠如なのかはわかりません。
ダンスは専門家でもないしあんまりよくわからずに楽しんでるタイプのオタクだけど希依音(塩月希依音)ちゃんは目を引くなって思った。1ヶ月くらい前に1500のキャパのホールでBIIを見た時に1階の後ろから2列目でギリギリメンバーを認識できるかできないかくらいの距離だったけど希依音ちゃんは踊りで瞬間的にわかったし彼女はやっぱりバネが島国じゃなくて大陸なんだよな。
話が飛び回って申し訳ないと思うけど、この曲の「ちょっと出会って恋をしてドライブしただけなのに」がフジファブリックの『花屋の娘』の「暇つぶしに駅前の花屋さんの娘にちょっと恋をした」っぽいなって思ったけど冷静に見ると全然そんなことなかった。というお話(オードリー春日のフリートーク)

 

M4.汚れている真実

この曲はなんといっても小嶋花梨さんと内木志さんのシンメトリーですよね。あの二人がいるからこの公演、このチームがぎゅっと引き締まってる感じがする。同じくらいのタッパで二人とも長いリーチをしなやかかつ力強くぶん回すから見ていてわかりやすくすげぇ…って思う。吉田正尚のホームランとか見てる感じですかね。違うか。
あと、2サビの

色だらけの世界で

一番大事なことは

変わらぬ勇気と

自分の色を持つこととわかったよ

のとこは本質に関わるとこなので諳んじられるまで頑張ってください。

 

M5.僕だけのvalue
「汚れている真実」のアウトロのキメ顔から「僕だけのvalue」のイントロがなった瞬間に、まるで朝日を浴びた朝顔のように16の大輪の笑顔が咲くのがすごく好きだ。顔とか年齢とか身長とか生まれつき決まっててどうしようもないことを色々と言うのはダサいとわかってるけど、それでもやっぱみんなお顔がとにかく綺麗だなって感じました。
笑顔で楽しそうに歌って踊っているのを見ると陽だまりの中にいる時のようにポカポカと暖かくなり漠然とした“幸せ”を感じた。ずっと探していた俺の幸せはなんばの地下にあったよ。お父さんお母さん……。

 

M6.クロス
小嶋花梨ちゃん。山本望叶ちゃん。本郷柚巴ちゃん。のユニット曲。
みかにゃん×クロス衣装の親和性は食パン×イチゴジャムを越えた。
あと、ゆず(本郷柚巴)ちゃんの40点の側転ファン。

 

M7.初恋よ こんにちは
梅山恋和ちゃん。新澤菜央ちゃん。塩月希依音ちゃん。のユニット曲。
おとぎ話の世界に迷い込んだのかと思った。白いワンピースを召した恋和ちゃん(梅山恋和)ちゃんは瞬きをしてる間にも消えてなくなってしまそうなほどに実態がなく不確かでどこまでも美しかった。ありきたりな言葉にはなってしまうけど「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」を強く感じさせられた。本当に綺麗で妖麗で端麗で可憐だった。ため息が出るほど美しいし今すぐ冷凍保存して彼女の今を永遠にしたくなった。
しんしんと希依音ちゃんはコロボックルっぽかった。というか、羽海野チカの「ハチミツとクローバー」の花本はぐみっぽかった。
久しぶりに“素晴らしすぎて声を失う”やつができてかなり良い感じでした。

 

M8.涙の表面張力
内木志ちゃん。東由樹ちゃん。加藤夕夏ちゃん。泉綾乃ちゃん。のユニット曲。
DMMで見てる時に内木志ちゃんの歌い出しに毎度物足りさを感じていたけど劇場でも物足りさを感じてしまった。オリジナルの歌い出しは月さえ隠れた真夜中の闇夜を照らす一筋の光みたいな歌い出し(伝わってないのは承知の上です)なんだけど、内木さんのはそこまでの強さを感じることが出来なくてまだちょっと負けちゃってるかな…って思いました。
あと、先日卒業した城ポジにあーのんが入ってたので衣装がパンツだったんだけどめちゃくちゃ似合ってるのが驚いたし釘付けだった。あーのんって1曲1曲ごとに顔が違う感じがして、その曲に合う適切な顔を探して作り踊ってるんじゃないかなって思いました。しかも、その顔全てに違和感を感じることがなくてちゃんと自分の顔にしてて本当に心を奪われた。圧巻。レベチ。

 

M9.誤解
山本彩加ちゃん。山田寿々ちゃん。のユニット曲。
あーやんもすずちゃんととにかく赤が似合う。二人ともそんな綺麗な女性になったんだねぇ…と成長を感じることが出来て良かった(僕だって泣いちゃうよ新規)(いやマジか)(まよらーいい加減にしろ)
あと、あーやんもすずちゃんもボーカリストとしてもかなり好きで、あーやんの切り裂くような鋭さを持った声もすずちゃんの伸びのある柔らかい声も素晴らしく良い。ポップなのにクールだ。
あやすずは運命。

 

M10.完璧ぐ~のね
上西怜ちゃん。中川美音ちゃん。南羽諒ちゃん。原かれんちゃん。のユニット。
やっぱ、はーさ(南羽諒)ちゃんの笑顔は太陽の笑顔だ。前に私の笑顔は生まれつきのもので努力して得たものではないから……みたいなこと言ってて、はーさちゃんの言ってることもわかるけど、それでもはーさちゃんの笑顔に救われる人間もいることを覚えておいて欲しいですね。とにかくニコニコ楽しそうに踊るはーさちゃんが本当にキュートでした。輝いたのは鏡でも太陽でもなくて……
なにがどう可愛かったのかを忘れてしまったけど原かれんちゃんがかなり可愛かった。
はらはら~どきどき~めろめろ~かれんたん~~~

 

M11.哀愁のトランペッター

あーやんがとにかく凄すぎた。
退廃的な詞とサウンドに合わせて要所要所で秘密と嘘と侮辱と挑発で塗り固めた偽りの笑みを浮かべているように見えて意識的なのか無意識的なのはわからないけど彼女のポテンシャルの高さに驚かされっぱなしだった。あの笑顔ができるのは山本彩加とピエール瀧しかおらんのちゃいますか?
あと、内木志ちゃんのしなやかな踊りも良いし薄幸といいますか未亡人っぽいと言いますか、なにかワンピース足りていない感じがこの曲とマッチしていて惚れ惚れとしました。絶対に筆おろしされたい。

 

M12.BINGO!
山田寿々ちゃんのことが好きすぎる。衣装を着て劇場に立ってライトを浴びるとこんなにキラキラと輝けるんだねって泣きそうになった。
ラスサビで望叶ちゃん希依音ちゃん羽諒ちゃんが横並びになってたとこがかなりエモかった。ここが未来だ。

 

M13.未来が目にしみる
しみた。お前らが未来だ。

 

M14.2番目のドア
特に感想はないです

 

M15.Stand up
ゆきつん(東由樹)が良かった。実は誰にも言ってないんすけど東由樹ちゃんにハマってるんすよねぇ~。すごくポップなビジュアルでうーか(加藤夕夏)が言った「ゆるキャラみたい」って言うのがバッチリハマる感じの可愛いなんだけど曲がかかるとゴリゴリに踊り出してすごくカッコイイ。ビジュアルとポテンシャルのギャップって言ったらすごく失礼な気がするけど、その乖離バグが好きすぎる。ゆき。

 

 

M16.僕らのレガッタ
山田寿々ちゃんのことが好きすぎる。SRとかインスタライブとかやってる時も脈絡なく歌い出すくらい歌うことが好きな彼女なので、この曲の歌い出しをのびのびと楽しそうに大切に歌っていて泣きそうになった。この世界から太陽が消えて暗闇に包まれたとしても彼女がいればなんとかなるんじゃないかなと思うほどの輝きがあった。完全なる推し補正で客観性に欠けていることはわかっていますが、あくまでもこれは俺の感想なので黙って読んでください(突然どうした?)

 

M17.アップデート
EP床の間正座娘で1番のイイキョクでお馴染みのアップデート。
あーやんが怜ちゃんと恋和ちゃんを引き連れて歌い出す時点で最高が確約されててずりぃ~ってなる。なんというか、黒毛和牛を使ったハンバーグを出されても、まあ黒毛和牛使ってんだから美味いに決まってるよねみたいな感じです。そろそろ伝わらない例えを自己満でぶっこむのもやめたい。


M.18妄想マシーン3号機
この曲本当に楽しすぎる。脳汁が鼻から出る。細胞が射精する。楽しすぎて気持ちよくなってくる。お酒飲んで気持ちよくなる感覚に近いのかな?飲んだことないけど。
この曲の大発見は山本望叶さんがすごく可愛いってことです。いや、可愛いっていうのは前から知っていたなんだけど、可愛いって言うよりも綺麗って言う方がピッタリだなって思ってました。でも、妄想マシーン3号機の望叶さんは“可愛い”がピッタリだった。小節ごとに変わってるのでは?と疑いたくなるほどコロコロと表情が変わりその全てが可愛い。シンプルな笑顔だったりぷく顔だったりビックリしたような顔だったりとレパートリー豊富でジョナサンのドリンクバーのコーラか!ってツッコミたくなった。旧夢は逃げないを見てる時にBirdはカッコよくて似合ってるけど場当たりGo!とかの笑顔はどこか自分の顔じゃないと言いますか不自然さを感じていたけど、そんなことを感じさせないくらいに可愛くて見ながらずっと、やべぇ…やべぇ……ってブツブツ呟く異常者になっていた。
望叶ちゃん、本当に素晴らしい。

 

M19.高嶺の林檎

今回の2番目のドア公演最終楽曲ガチャは「高嶺の林檎」でした。こじりんの煽りでNMB48か?と思ったけど「高嶺の林檎」でよかった。「ナギイチ」で一足お先に夏を始めさせて頂きたいみたいな気持ちはありましたけど。
正直、妄想マシーン3号機が楽しすぎて記憶がないです。あとでDMMでおさらいします。

 

総括
とにかく山本彩加ちゃんと山田寿々ちゃんと泉綾乃ちゃんが良かった。

 

あーやんの笑ってるのにすごく怖く見えたりただただ可愛かったりとひとつの表情なのに曲調や雰囲気によって意味が全然変わってくるように見えるのが凄すぎる。あーやん神の子不思議な子。

 

すずちゃんは完全に推し補正を加味した結果にはなってしまうけど、本当にキラキラと輝いてた。夜空に輝く数多の星から大事なひとつを今なら指させる。

 

あーのんも良かった~。ゴリゴリに可愛いくてニンフェット的なイメージがあったけど、その可愛さすら彼女の魅力のうちのひとつでしかなくて本当に末恐ろしいと感じた。私は今日から泉綾乃センター論者になったし令和のヒロインが彼女であることを確信した。広い夜空で1番光あなたがヒロインよ。

 

最後に全体を通しての感想を書こうと思ったけど眠かったし飽きたのでやめます。気が向いたら加筆します。

 

じゃあ。最後にあれで締めさせてください…

NMB48 TeamBIIン゛ザイ゛ゴォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

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春の風は塩の香り

いまここに「エモーショナル先行投資部」を設立することをここに誓う!と私は夜の波間に叫んだ。飽きることなく私のひいひいひいひいひいおじいちゃんが生まれる遥か昔から寄せては返している幕張の海は知らんがなといった様子で運命を全うしている。

 


そもそも「エモーショナル先行投資部」とはなんぞや?と賢き読者諸君は頭上に古典的にハテナマークを浮かべているかもしれないので説明を始める。「エモーショナル先行投資部」とはその名の通りに“エモーショナル”な体験を“先行投資”する部活である。

突然の自分語りであるが私は青春に中指を立てて生きてきた。異性と桃色遊戯で現を抜かしてる愚か者を脳内で呪い、修学旅行で戦隊ヒーローのようにそれぞれ色の違う“海人”と書いてあるTシャツを着て浜辺で写真を撮る人間を思考停止してると脳内で揶揄し、昼休みに中庭でお弁当を食べる者共を不潔だと脳内で罵った。あいつらは親しい人物と馴れ合いすぎて愉快さを判断する脳の機能が麻痺した阿呆だと思っていた。しかし本当の愚か者は私なのだ。上記の行為は今この瞬間を楽しむため、に行っているわけではない。もし、今この瞬間を楽しむわけに行っているなら本物の阿呆と言われても仕方が無いだろう。では、なぜ上記のような行為をするのかというとや20年後や30年後の生え際の後退を実感し危機感を覚え始めた頃に同じように生え際の後退を実感した友人と共に酒を飲み交わし「あの頃は楽しかったなぁ」と過去に思いを馳せるために行うのだ。そして、どんなに走り回っても筋肉痛と無縁であった、あの頃の瑞々しい体験を思い出し「そんなこともあったなぁ」と笑い少しだけ胸を痛めるのだ。

 


活字が友達でイヤホンが身体の一部になっていた私は今からどう足掻いても得ることの出来ない体験であり非常に羨ましい。羨ましくて涙が出そうになる。しかし、このような人生ルートを自分の自由意志で選択したのも私なのでやり切れない思いをぶつける場所がどこにもない。

 


ならば作ってしまおう!!ということで設立されたのが「エモーショナル先行投資部」(部員1名)だ。大学1回生である私が青春っぽいことをして20年後の私が「あの頃は良かったなぁ」としみじみとコーヒーの苦味を味わうようにゆっくりと思い出せるようにエモーショナルの伏線を張るのである。人生の伏線を張るぞ!と意気込んで行動するのは色々と順序が逆転している気もするがそのような細かいことを気にしている時間はないのでさっそく行動に移ることにした。

 


記念すべき第一回目は何をするかだか私の中で解は決まっていた。富士山の麓でツチノコ探しや朝方の歌舞伎町で派手な化粧をした遊女風の女性を誘って朝方の松屋でごろごろ煮込みチキンカレーを頂く。などたくさんの案はあったが、今回は深夜の海でピクニックをすることに決めた。理由は2つある。

1つ目は時間制限が無くなったということである。映画を1000円で見ることが出来てたあの頃は良い子も悪い子も寝静まった丑三つ時にぽくぽく歩いていて運悪く警察に遭遇したら色々と厄介なハメになる。だが、劇場公演の料金が一般になった今では肩身を狭くすることもプロムの恋人のMVの石塚朱莉みたいに面白おじぃに変装する必要もなく自由に夜の街を散策することが可能になった。私は深夜という時間に大いなる憧憬や慕情があった。

2つ目は海が近いからである。新しきことを始めようとする人間が三日坊主になる理由としてまず第一にあがるのが高望みしすぎることである。関東の大歓楽街でお馴染みの船橋界隈に寝床があるので富士の麓は少しばかり遠い。2年ほど異性と交わることがほぼなく握手会に参加するくらいでしか女性との接点がない私が歌舞伎町で松屋ナンパを決行できるわけがないのである。ホイミすら使えないのに必死にベホマズンを練習しているようなものだ。以上の点を踏まえ、近くて人と交わる必要がなく、何よりエモーショナルな経験ができそうな場所。この複雑な方程式の解は海に決まっている。自転車で30分ほどで行けるし幸いテトラッポットや浜風と会話できる特殊能力を持っているわけじゃないので会話の必要も無い。そうと決まった私は大学からの帰りにフランスパンと卵とベーコンを買って帰った。

 


良い子も悪い子も寝静まった丑三つ時にせこせことサンドウィッチを作り防寒具などの準備をして自転車に乗り込み街を駆け抜けた。人っ子一人いない道路を照らしてる街灯や何を規制しているのかわからない信号機を見てなんだか可笑しくで頬を緩めた。信号が赤になり空を見上げると何も言わずにただ光っている月と目が合ってすごく恥ずかしくなった。傲慢になっていた私を月が教えてくれた。

真夜中の街はあまりにも静かで暗くて耳をすましたらビルのいびきが聞こえてきそうだった。道中、私の前を謎の生物が横切った。猫にしては太りすぎてるしタヌキにしては痩せすぎている。あれは絶対にツチノコだったと思う。

 


風の中に塩の気配を感じた時ドキドキとワクワクで興奮を隠しきれなかった。はじめて好きな人と手を繋いだあの時みたいにバクバク鳴る心臓の音が聞こえそうになった。ペダルこいで回った車輪の分だけ海に近づいているのを肌で感じ全身で風を受け止めた時、海に着いた。淡い月の光に照らされて見える波間はあまりにも綺麗でプロポーズするなら夜の海辺でしようと思った。水平線上には無数の光源があってひとつひとつ何かはわからないけど人間が向こうにもいることを実感させられなんだか悲しくなった。地面に寝転び上を見上げると、いつもの深夜だったら白い壁と電球しか見えないのに何億年も昔の光が私を包んだ。あいにく、夏の大三角形だったり冬のオリオン座のような春のフラッグシップ的な星座を知らなかった。だから、星を結んで遊んでいると箒の形をした星座を作ることが出来た。誰にもわからないけど私にだけわかる星座。誰にも見えないけど私にだけ見える星座。なんだか父親になった気がして照れくさかった。

 


パンを食べた。かなり風が冷たく顎が固まった状態でフランスパンを食べるのはかなり辛かった。防寒として魔法瓶に詰めてきたココアは甘すぎて飲んでいて辛かった。

水平線の向こうからライジングするサンを何よりも楽しみにしてたのに大陸の方からオレンジ色になってる気がしてiPhoneで方角を調べると海は西にあった。何らかのイレギュラーが発生し現世がバカボン世界線にならないかと月にお願いしようかと思ったら恥ずかしがり屋さんだったのでもうその姿は見えなかった。茜色の大陸と白んでいく空。逆であれ。

 


帰り道、私のいた場所が茜浜であることが標識によって判明した。海に太陽が落ちていく姿を想像してちょっとだけ笑った。

 


このイベントが成功か失敗かは20年後の私のみが知っていることであり今現在の私が判断を下すことは出来ない。でもひと春の良い経験になった気がする。帰り道、楽しかった寒かった眠いよりも虚しさが圧倒的に大きく泣きそうになった。まずは友達から作っていこう。

 

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NMB48 近畿十番勝負2019 チームBII(4月4日)感想文

NMB48 近畿十番勝負2019 チームBIIに参加してきた感想です。

セトリに沿って感想を進めていくのでゴリゴリにネタバレがあります。もし、それが嫌なら前回のブログのリンクを貼っておくのでそれでも読んでてください。

 

http://wonder-mayo46.hatenablog.com/entry/2019/03/22/233054

 

M1  Overture

感想は特になしです。

 

M2  妄想ガールフレンド

今回のライブってNみたいに新公演を定着させるためにやるのかなと思ってました。正直、劇場に行ったら見れるんだからわざわざホールでやるなよみたいな気持ちもあったのですが、とにかく「2番目のドア」公演が素晴らしいしそれはそれでアガれる自信もあったので目をつぶることにしました。

なので、Overture明けの曲は「床の間正座娘」かな?まぁ、「法定速度と優越感」やったらかなり最高やぞ。みたいなノリで幕が上がるのを待ってました。

ステージ上の光源(アイドルは自ら光るので)を見たら猫耳腹だしの衣装を着たメンバー。この時はまだその衣装が「妄想ガールフレンド」の衣装だと知らない私。これで「床の間正座娘」の線は消えた。おい…!何だ!何が来るんだ…。私は唾を飲み込んだ。手はほのかに汗で滲んでいる。イントロ即沸きをするために心の中で100m走のクラウチングスタートばりに身構える。あとはイントロが鳴るのを待つだけ。

お、イントロが始ま…おい…嘘だろ。誰が予想してたんだよ……死角からボンっグレネードランチャーR指定)とはまさにこの事。おい、行くぞ…行くぞ…!!

 

「君はガールフレンド」

「ガールフレンド!!!!!!!!!(クソでかい声)」

「僕のガールフレンド」

「ガールフレンド!!!!!!!!!!!!(クソでかい声)」

 

この瞬間にこのライブの勝ちを確信してしまったし、俺はとんでもないものを見ることになるぞ…。と期待で胸が勃起した。

 

M3  アップデート

前にTwitterでオタクさんがこの曲のサビがやしきたかじんの「やっぱ好っきゃねん」にしか聞こえないみたいなことを見てから、もうそれでしか受け付けなくなりました。そんなことがあってもこの曲はかなり好きです。

 

M4  法定速度と優越感

このライブの数日前に新YNN(というよしもとお抱えの動画配信サービス)の公式YouTubeチャンネルに「法定速度と優越感」のメンバー考案のコール動画がアップロードされました。

一緒に盛り上がろう!法定速度と優越感 - YouTube

 

ご覧の通りかなりダサい仕上がりになってるので、当日はどんな感じなんだろうなと思ってました。

イントロとアウトロのジャンジャカジャンジャカするとこ(笑)はかなり盛り上がったけど、サビのコールはなんかしょぼかったし盛り上がりきらない感じもするなぁと感じたり。自然に淘汰されそうですね。

 

この曲の時にトロッコ猫耳腹だしの山本彩加さんと梅山恋和さんが目の前に来てかなりアガってしまった。アルコールよりもコカインよりも目の前に猫耳腹だしのアイドルが来る方が絶対にキマる。おれはそういう男だし人類なんてそんなもんだろう。

 

M5  Only today

この曲のイントロを聞いた瞬間にかなりデカい声が漏れてしまった。無意識的にアガらせてくれる曲も偉いしメンバーも本当に偉い。

正直、とにかく楽しすぎてイマイチ覚えてないです。本当に。はい。円盤化キボンヌ(黎明期のインターネット)

 

M6  恋愛ペテン師

難波大奥とかいうよくわからんコーナーの曲です。この曲が始まる前に山田寿々さんが1人で客をいじりながらMCをしてたのですが、毎朝毎朝彼女のSHOWROOMを見ていた人間としては彼女がこんなにもちゃんとウケをとりつつ喋れる人だとは思ってなかったので本当に驚きました。すず…

 

M7  美しき者

このチームって一個前の旧Nが意外と多いなって見ながら思ってました。山本梅山小嶋東本郷内木。6人もいるのでなんか特に新鮮さとかはなく見てました。税金税金。

 

M8  床の間正座娘

よく考えたら、このパートで「床の間正座娘」をやるんだから最初にやるわけがないんですよね。

この曲を初めて聞いた時にNMB48の第2章って銘打って出した曲がオタクの内輪ウケ向け曲ってマジかよ…と心底ガッカリした記憶がありました。その気持ちは今も変わらないけどライブで見るとそこそこ楽しめるので個人的にどんなスタンスでこの曲を見ればいいのかわからずにいます。楽しいなら楽しめば良いのにね。

 

M9  らしくない

ここからは、NMB学園(だか難波学園だったかは忘れてしまいました)のコーナーで学校行事に沿って進めていくらしいです。高校三年生の時に校外学習も文化祭も体育祭も合唱祭もサボった身として本当にどんな面してれば良いかわからなかったです(隙あらば自分語り)

「らしくない」は入学式でした。どんな経緯で歌ったかは忘れちゃったけどセーラー服が可愛かった。それだけです。

 

M10  しがみついた青春

ここは運動会。体育祭じゃなくて運動会なのが良いんですよね(特殊性癖)この曲、普通に好きなのに体操着姿のメンバーを見てゴリゴリに前屈みになってたので記憶が無い。くやしい。はーさちゃんの似合い方がエグい。お菓子あげるからケイトちゃん私のお家に来ない?……。

 

M11  Must  be  now

ここは文化祭ゾーンでした。山本彩加さんがジュリエットで内木志さんがロミオでした。物語は本当に終盤で偽の毒を飲んで仮死状態のロミオに後追いするようにジュリエットが毒を飲んで自殺。目覚めたロミオが死んでるジュリエットを見てナイフで自殺して倒れる。

ここまでは、一般的なロミオとジュリエットでした。暗転してるステージに何人かメンバーが出てきれるのがわかってここからなんの曲をするんだろうなって思ってたら、突然のマイケル・ジャクソンの「スリラー」が流れて世界一有名と言われてるMVのゾンビのダンスを死んだはずのロミオとジュリエットとゾンビの格好(といっても手の部分を腐らせたような感じ)のメンバーが踊り出して度肝を抜かれました。チームBII、本当にどこに向かっているんだ。

 

M12  奥歯

ここは合唱祭でした。最初にどんな設定で始めるのかをメンバーが口上してくれるのですが、ここはケイトちゃんがやってくれて端的に言うと“萌え”でした。萌え~♡

指揮者の梅山恋和ちゃんがステージに現れてメンバーがあらわになり、「365日の紙飛行機」か「願い事の持ち腐れ」でも歌うんかなと思ったら普通に「翼をください」の合唱。いや、合唱祭に則ってやるんじゃねーのかよと少しウケました。本気でやってたメンバーのみんなごめんね。サビを歌い終わると次は私たちにとって大事な曲を歌います。聞いてください。「奥歯」。いや、曲名「奥歯」ってなんだよ。心の中でツッコまざるを得ませんでした。ゴメンね。

 

M13  桜の花びらたち

アケカスクラシックチャイム音と共に校長先生役として金子支配人が登場。出たがりも大概にしろよという気持ちとここで校長役が出来るのは金子支配人しかいないよなという気持ちがちょうど半々。

校長先生から卒業証書を受け取りながら歌ってて、校長先生の前に列が出来てたんですけど、若い子が多くて馴染めるか心配と三田麻央さんに言ってた東由樹さんが後ろに並んでた中川美音さんから頭ポンポンされてたのがかなり感動した。まおきゅん、ゆきちゃんは後輩から頭ポンポンされるくらい親密な関係を築けてるんだよ。と言いたくなりました。

桜の花びらたち、イイキョクだな。

 

シナリオを作りそれに合わせて曲をやると言う点では百合劇場の超下位互換って感じがしたけど、こういうお笑い的な要素も大事にしていくんだぞっていう姿勢が見えたのがよかった。いや、ライブにお笑い要素いるか?ユニットの方が見たくない?

 

M14  ドリアン少年

ここから全チーム共通のシングルメドレーになります。

何を隠そう私は今回のライブがNMB初ライブだったのでシングルメドレーはかなり楽しかった。ただ後ろから2番目の席だったので表情がよく見えなかったのは悲しかった。

感想を書きたいけど記憶にないので無理でした。

 

M15  純情U-19

平均年齢17.7歳のチームがこの曲をやるの、生々しすぎる。

 

M16  オーマイガー

イントロでジャンプするの本当に楽しかった。

あとこの曲は2番の「恋をする方は 後悔ばかりで 自信なんて持てないよ」のとこがかなり好きなのでフル尺でやって欲しい。ワンハーフで曲数を水増しするのとフル尺で厳選してライブをやるのどっちの方が良いのかな。

 

M17  北川謙二

多分、すっごく楽しかったと思う。記憶ないです。

 

M18 欲望者

「もっと野蛮に生きれば良い 理性に邪魔されるなんてくだらない」←これを聞く度に結婚宣言してやめた元NMBメンバーことを思い出して頭が痛くなるからかなり嫌いな曲です。まぁ、しょうがないよね。

 

M19  甘噛み姫

表題曲で一番大好きな「甘噛み姫」を聴けて本当に良かった。今まで通りセンターは山本彩加さんがやるんだろうなと何も考えずに思ってたら上西怜さんが出てきて驚いた。シリアスな曲のイメージがあんまなくてやるとしたら夏曲とかだろうなと思ってたので。遠くて表情までは見えなかったけど特に違和感はなかったしまた新たな一面を見てしまったという感じです。

すずちゃんに甘噛み姫されたい!

 

M20  僕らのユリイカ

うわーーー!!!このイントロユリイカだ!!!!!横一列になってる足を出すか!?出すか!?出した!!!!!!!!!!!!!!あぁぁぁぁよっしゃいくぞ!!!!!タイガー!!ファイアー!!ー!!サイバー!!!!ファイバーー!!!!!!ダイバー!!!バイバーー!!!ジャーーー!!!ジャーー!!!!!!!!!!やべぇぇ!!!!!ユリイカ最高!!!!!!!お、トロッコ来たぞ誰だ誰だ!!!怜ちゃんー!!!!!!かわいいいいいいいいい♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ー!!!!お、こんどはこじりんだ!!!!!綺麗!!!!すげー!!!!!!!!!!うおおおおおお!!!!!!!!!NMB48 teamBIIン゛ザイ゛ゴォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

って感じでした。怜ちゃんがトロッコで来た時におっぱいでけぇ!!!って叫んでた今年大学5年生のオタクは死んだ方が良いと思いました。

 

 

M21  高嶺の林檎

マジで記憶が無い。

 

M22  ワロタピーポー

サビのジャンプするやつマジで楽しすぎる。コンサートホールじゃなくてライブハウスで汗かきながらみたい。BIIを見て改めて思ったけど白間美瑠さんは天才ですね。

 

アンコール

 

EN1  情熱ハイウェイ

ここから3曲はメンバーが客席に行ってサインボールを投げる馴れ合いタイムだったので曲は完全に死んでました。

お立ち台みたいなのが4列前ゼロズレ位置にあって、そこにいるメンバーに全力でサインボール乞食したり神推し16連コールとかするのがかなり楽し楽しかった。

山田寿々は来ず。

 

EN2  僕だけのvalue

こういう良い曲を馴れ合いタイムに使って殺してしまうのは勿体ない気もするけど、まぁ盛り上がるしこれはこれでありか…みたいになりました。

確かしんしんがお立ち台のとこに来てくれてクソでかい声でしんしんコールしたりケチャしたするの楽しかったしオールドスクール的なアイドルライブの楽しさを改めて教えてくれたNMB48 チームBIIに感謝…

山田寿々は来ず。

 

EN3  まさかシンガポール

私の席の後ろに扉があってそこからメンバーが登場するんですよ。誰かな誰かなってうちわを持って待ち構えてたら、山田寿々ちゃんが来てクソでかい声出た。すずちゃんは私のうちわを見た時にカンガルーみたいに飛び跳ねて喜んでくれて、お前絶対に俺のこと好きだろ(笑)みたいになった。本当に死ぬかと思った。

お立ち台に立ってるすずちゃんにクソでかい声でコールしたりすずちゃんから指さしレスくらってドキドキで壊れそうになったり(それはうたプリ)マジで山田寿々は釈迦を超えた。

サインボールを私に向けて投げてくれたのに手が短くて届かなかったのが本当に悔しかったしゴムゴムの実を食べずにのうのうと堕落した生活を送ってきた自分の人生に絶望した。けど、楽しかった。山田寿々ちゃん最高!!

 

EN4  2番目のドア

元々NMB48全員曲なのにBIIがえ?私たちのチーム曲でしょ?みたいな面して使ってるでお馴染み(お馴染みではない)の2番目のドア。ゆっくり歌い上げる曲が「奥歯」と「2番目のドア」しかなかったけど、個人的にはとにかくアガれるセトリの方が好きなので良かったです。

 

EN5  青春のラップタイム

「2番目のドア」を歌い終わったあとに小嶋花梨さんが「みなさん、このままじゃ終われないですよね!?まだまだ盛り上がれますかー???」「最後はあの曲です。せーのっ」と言ったあとに「青春のラップタイム!!!」ってBIIメンとオタクが叫んでイントロが流れてジャンプしたんだけど、ここにいる全員が最後に歌うのは「青春のラップタイム」しかないでしょと意思疎通できることにNMB48 8年の歴史を感じることが出来て本当によかった。家でNMBのライブを見てる時に「青春のラップタイム」のイントロでジャンプするやつが本当に楽しそうで羨ましくて仕方がなくて家でやったら母親に近所迷惑って怒られたりして、いつか絶対に現場でやってやるぞ…やってやるぞ……と思っていたやつをやることが出来て本当に嬉しかった。プロ初打席ってこんな気持ちなんだろうなって思いましたね。一緒にするな了解。

青春のラップタイム」は「君が代」を超えた。

 

 

感想

・小嶋花梨さんと内木志さんのシンメが本当に綺麗というか美しいというか。こじりんが荒木ならここちゃんは井端だし、こじりんがブレイディならここちゃんはブロンコウスキーなんですよね。

・塩月希依音ちゃんが逸材すぎる。かなり後ろの方から見てたのに大きく溌剌と踊るからどこにいるのか一目で瞬間的に分かるのが本当に凄い。彼女はNMB48の未来だ。

・山本望叶さんと泉綾乃さんが足が長くて綺麗でびっくりした。この2人はモデル路線に進んで欲しいぜ…

 

いや~。本当に楽しかったです。終わってから口角が中々下がらなくて自分の顔を忘れてしまうほど笑顔になりました。本当に素晴らしかった。

正直、BIIってメンツが良すぎるからただただライブをやるだけでも楽しめそうなのにちゃんとどうやったら私たちが輝けるかどうやったらオタクが楽しんでくれるかっていうのすごく考えて作られてるのが伝わってきて本当に良かった。

このまま突き進んでNMBのフラッグシップチームになって欲しいなと思います。

 

 

 

それじゃ、最後に“アレ”で締めさせて貰います…。

 

 

NMB48 チームBII ン゛ザイ゛ゴォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ドドールと耳の穴

リビングでぼーっとこたつに入りながら時計の秒針を眺めていたら机の上のiPhoneが好きだった人(以下先輩)からのメッセージを受信した。たまたま私の最寄り駅にいるんだけど次の用事まで3時間くらいあるから付き合って。ということだったので30分待っててと返信をして寝癖を直してiPhoneをズボンに、財布をショルダーバッグに詰めて自転車に飛び乗った。

指定された場所は最寄りの一番大きい本屋に併設されてるドドールで数ヶ月前(確か梨がとても甘かった季節)に一緒に来た時は当時の彼氏の愚痴のような惚気を散々聞かされた。今回もそんな感じだろうなと思いながら、遅くなりましたって挨拶した。

 

先輩は黒のパーカーにジーンズに“VANS スニーカー”と検索したら1番上に出てきそうな黒のスニーカーを履いていた。ラフというかカジュアルというか何も考えてなさそうに服を着る先輩のことも好きだったなぁって思い出した。好きな人と会う時や気合を入れる時にはニットを着たりもっと“女の子っぽい”(この表現が適切なのかはわからないし多分違うと思う)ものをお召しになることを知ってるけど、もう何も感じなかった。

 

店の中は空いてるわけではなかったけれど混んでるわけでもなくて365日の中の1日って感じだった。何の変哲もないただの一日。私はホットコーヒーとアップルパイ。先輩はホットコーヒーとミルフィーユを頼んだ。私の好きな人が先輩だった時はカッコつけたくて奢っていたけど、私の好きだった人が先輩になってからはちゃんと割るようにした。

 

対面に座ってドキドキしながら先輩を顔を世界の人々からバレないように盗み見したら、左耳に私の知らない穴があった。1年前の高校を卒業した時に先輩が右の耳を空けたら痛くて泣いちゃったと少し恥ずかしそうに照れながら言ってたのを思い出して、あの時から情報をアップデート出来ていないことがやけに切なかった。

 

先輩は色んなことを話してくれた。バイト先のガールズバーの贔屓にしてくれるおっさんからのナンパがしつこくて困っていること。3月に大学の仲間とプーケットに行くこと。帰りは関西空港に降りて大阪旅行をすること。Da-iCE(先輩の好きなアイドルグループ)のこと。その他色々と矢継ぎ早に喋ってくれた。

先輩はいつも「そんでさ~聞いてよ~あのね、」と言って話を始める。髪の毛の色が変わっても、爪の装飾が派手に変わってもこれだけは変わらない。きっと、オリオン座が夏の星座になっても松屋からカレーがなくなってもこれだけは変わらないんだろうなって思った。

変わらない、変わっていないとこを見つけて安心する度にお前は対面に存在する先輩よりも部室で一緒に汗を流していた先輩を探してるんだよって言われた気がして苦しくなる。黒髪で爪が短かかったあの頃を。

 

時間はあっという間に過ぎて先輩はドドールを後にした。同じ匂いを嗅いで同じ音楽を聴いて同じ温度のコーヒーを飲んだのに先輩の心の中は何もわからなくて私と先輩は今日も知り合いのままだった。

 

先輩の手の湿り気や唇の感触を知りたかったあの頃は緊張して噛み噛みでどうしようもなかったけど無性に楽しかった。何も求めなくなってからは緊張しなくなったし虚しさばかりが残る。

都合の良いように利用されるだけなのはわかるのに、また次も誘われたら行くんだろうな。ホイホイと。

 

次があるのかわからないけど、その時までにそのミルフィーユひと口貰ってもいいっすか?って言えるように練習だけはしておこう。そこから始めてよう。

なつのはなし。

17歳の夏にはじめてタバコを吸ってみようと思った。煙に包まれたかった。

 

夏のはじまりは副顧問の訃報からだった。正確には元副顧問の先生だ。今年の春に定年退職で学校を離れ違う場所で夜間学校の先生をしているみたいな話を聞いていた。その先生が死んだらしい。

 

部活は非常に緩く顧問の先生の仕事は部室の鍵を閉めることくらいだったし、副顧問は“副”なので毎日会っているわけではなかった。

 

葬式は駅から5分ほど歩いたホールのような場所で行われた。ワイシャツで行くのはおかしいかなと思って学ランを羽織ったけど、他の部員は夏服のワイシャツで着ていたので軽く浮いた。

 

眠ってる副顧問を見た。葬式に来る度にこの人ってこんな顔だったっけと思うのでどうやら私は人の顔をまじまじと見ることがあまりないらしい。ちょびっと泣いた。

 

思い出の品という名目の遺品が並べられていて自由に見ることが出来た。黒いカバーの手帳が置いてあった。多分、副顧問にその手帳を見せてって言ったら断れるんだろうなと思った。先に眠ったあなたの負けだ。私は手帳を開いた。昨年の夏に部活の合宿で行った八ヶ岳の日程が書いてあった。5時半に起床。6時に家を出る。駅のコンビニによって朝ごはんとタバコを買う。と書いてあった。朝ごはんもタバコも記しておかないと忘れちゃうんだと思った。なんか少しだけ可笑しかった。

 

帰り道、総武線に揺られながらタバコを吸ってみたくなった。わりかし真面目に生きていたので飲酒も喫煙もしたこと無かったし、そのような欲を感じたこともあまりなかった。けれど、この時は絶対に吸ってやろうと思った。それは決意だと思う。

 

最寄りの駅にあるtaspoを使わずに購入できる自販機で買った。学ランで買うのはドキドキした。パッケージは青だったと思う。学ランに煙の臭がつくのが嫌だったのでファブリーズを買った。パッケージは緑だったと思う。

 

人気のない空き地のような公園のベンチに座った。月明かりに照らされたら悪いことしてるみたいだった。というか、悪いことだ。包装を剥がし、1本だけ取り出した。想像よりも太かったのを覚えてる。口でくわえようと親指と人差し指でつまんだタバコを口元まで持っていってやめた。ポケットから青いパッケージを取り出してゴミ箱に投げた。入った入ってないかは覚えてない。

 

 

ライターがなかった。

ふゆとはる

春を感じた。そして冬が好きだ。冬の夜風が好きだ。凄く冷たいから。冬の足先が凍る感覚が好きだ。すごく痛くて生きている実感を得るから。冬の朝が好きだ。布団から抜け出すのが本当に辛くて辛いくてちゃんと朝が来たことを感じるから。吐く息が白いとちゃんと呼吸できるんだって思う。冬の星座を眺めてオリオン座を見つけると私にもまだ星を眺めるだけの余裕があるんだなと思う。

 

冬の体育のマラソンも好きだったりする。

得意ということも少なからずあるが、何よりも辛くて苦しいから好きだ。

辛かったり苦しかったりする方が生きてる感じがする。幸せだったり楽しかったりするとふわふわ浮いてる感覚で気づいたら知らない所まで飛ばれてしまいそうだ。

 

また冬が終わってしまう。本当に寂しい。

 

春が嫌いだ。春の風が嫌いだ。特に春の夜風が嫌いだ。

 

 

 

思い出してしまうことがありすぎる。