まよにっき#935

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まよを推すか迷ってる人〜

(はーい)

まよを推したくなる魔法をかけます〜✨

まよよ〜まよよ〜まよまよよよ〜❤️❤️❤️

(推しまーす)

※()の中を言って欲しいな〜|ω・)

 

千葉県生まれ千葉県育ちの18歳。

まよこと、mayo_9_8です!!

 

 

今日、朝起きてカーテンを開けたら雪が降ってた~❄⛄

 

雪なんて久しぶりに見たからテンションあがっちゃった!笑

でも、寒いのは嫌いなんだよな (どっちやねん笑)

 

午前中はオフだったからAmazonプライムビデオでドキュメンタリーを見てたの!プライムビデオ本当に素晴らしい👏👏

 

オール・オア・ナッシングっていうNFLを主題にしたドキュメンタリーで今年のスーパーボウルに出場したLAラムズ編を見たの🏈🏈🏈🏈🏈

 

まだ、ゴフやマクベイが起用される前のシーズンだから凄くモヤモヤするんだけど面白かった( ˘・ω・˘ )💭

 

午後はお仕事でした~❤雪の中のお仕事は寒くて大変だったけど、お仕事があるのは嬉しいことだからいつもより頑張っちゃった笑

 

いつか実を結ぶといいな~( 。・ω・。)

 

夜ご飯はロールキャベツでした。まよはケチャップをかけない派なんだけどみんなはかけるのかな(´・ω・`)?コメントで教えてね~🌟

 

質問コーナー✨✨✨

 

1人目はこまちさん!!

Qまよの好きな果物ってなんですか?

 

Aバナナ🍌 甘いしお手頃価格で買えるからめっちゃ好き!笑 

おさるさるって絶対に言っちゃダメですからね。ダメですからね…(©なかやまきんに君さん)

 

2人目はやすひでさん!!

Q雪が溶けたら何になると思いますか?

 

A春!!!フルーツバスケット私も好きだよ🍏🍎🍐🍊🍋🍌🍉🍇🍓🍈🍒🍑🍅

 

3人目は業平さん!!

Q小説をよくお読みになるとお聞きしました。どのような本を嗜むのでしょうか?

 

Aうーん…私は作家さんで選ぶかな。

好きな作家さんは

森見登美彦さん

江國香織さん

辻村深月さん

・小川糸さん

朝井リョウさん

米澤穂信さん

あたりかな…他にもジャケットだったり軽く立ち読みしたりして気になるやつは買います!!

 

今日はここまで!!

 

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Instagram:mayo_9_8

 

です!フォローよろしくお願いします❤❤❤

 

 

 

mayo_9_8と山田寿々ちゃんに関する一連の騒動

この小話はTwitterの“いいね”から始まった。

とくに深い理由も媚びを売るわけでもなくなんとなくしたツイートに“いいね”が来た。


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最初はミスなのかな?と疑ったけど、今でも消えることなく彼女の“いいね”欄には私のツイートが寿司屋の醤油の入った小瓶のごとく当たり前みたいな顔をして居座っている。

このブログの目的は私がどれだけ情けなくどうしようもない男なのかを彼女との馴れ合いを通じて言語化し一度整理してみようというものなのだ。大庭葉蔵ばりに情けなく救いようのない男がひとつの“いいね”きっかけで堕ちているのかを確認して欲しい。 ここまで大風呂敷を広げてしまったが、多分そこまで堕ちてないと思う。(2018.12.14)

 


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とてつもない勘違い野郎だ。彼女はパンピーのツイートをめちゃくちゃ“いいね”する。この時はたまたま“いいね”をしてなかっただけ。浮かれ切っている過去の自分のツイートを見るほど苦痛なことは無いが、この痛みをちゃんど覚えておかないとまた同じ失敗をしてしまうと思う。絶対に忘れないようにしよう。(2018.12.14)

 

 


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あった。あるじゃん。好意。マジか。うお。やったー!って感じで素直に喜べない自分のことが嫌いだ。彼女の優しい嘘を信じてあげらないことが本当に申し訳ない。自分の自己肯定力の低さが嫌いで治したいと思ってるけど、どうしたら良いかわからなくて。根本的な所から自分を変えなきゃならないのはわかってるけどそんな勇気なくて。人間として弱い。弱すぎる。(2018.12.16)

 

いつからは覚えてないけど17日ごろから彼女が毎朝やっているSRを見るようになった。そもそも坂落ちして48Gに流れた時もSRが楽しくてハマったのを思い出して初心に戻った感じだった。私のSRのコメントの軸と彼女のセンスがたまたまハマったらしく中々の頻度で読んでいただくことが出来た。槇原敬之は「君の笑顔の理由がもうひとつ増えるなら今降り出した雨だって僕が止ませてみせるよ 」と言っていたが、私のコメントを読んで彼女の笑顔の理由がひとつ増えることがこんなにも嬉しいことだなんて思わなかった。とても嬉しかった。インターネット上でちょっと良くして頂いたくらいでドキドキしてしまうのは童貞力というか人間として弱い気がするが、実生活で異性から良くしていただくなんて疎か共学のくせに関わりがないので自然の摂理といえばそんな感じがしてくる(はずだ)

毎朝の始まりが歯磨きではなくSRになった冴えない男子高校生。

 


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もう俺はどうしたら良いかわからなくなってきた。すずちゃん…(2018.12.30)

 


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すず……(2019.1.11)

 

 


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自分が人に惚れやすくタイプガチ恋なのは理解していたつもりだけど、こんなにも緩やかに下っていくとは思わなかった。片足のつま先だけのつもりが気づいたら頭の上に折りただんだ白いタオルまで乗せちゃって優雅に沼にハマって楽しんでいた。

気づいたらインターネット認知があることに驚いたしとてもドキドキしたのを覚えてる。私の鼓動の音が千葉から彼女のいる大阪まで聞こえるのではないかと危惧したほどにドキドキした。ドキドキで壊れそう1000%LOVEって感じだ。

高校二年生の文化祭が終わり課題で「文化祭の思い出」という題の作文を書かされた。そこに私は嘘偽りなく「面白くなかった」と800字ほどつらつら書いたものを提出した。後日担任に呼ばれて「どうした?悩みとかあるのか?辛いことがあったら言ってみろよ。山口(仮)」と言った。この“山口(仮)”というのは同じクラスで同じ部活のやつの名前であり私の名前ではなかった。担任からの認知もなかった私が可愛い彼女から名前認知があるという事実だけで俺の中の幸福度は全盛期のビットコインの価値ばりに急上昇、うなぎ登りだった。(2019.1.11)

 

 


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とうとう来たなこの時が(漢)って感じでレーンに並んだ。周り見ても同年代って感じの人は居らず軽く浮いていた。だけど、クラスで引くほど浮いてるから特に気に留めることもなく淡々と受付を済まし列に並んだ。段々と毎朝聞きなれたあの声が近くなりスマホとの向き合いをやめ前を向くと画面の中の彼女がぴょんぴょんと笑顔で跳ねながら握手をしていた。すず…。早くなる鼓動。汗ばむ手。臭すぎる前のおじさん。一歩、また一歩と足を進め受付嬢に券を渡し。前を向くと視界が開けた。 

両手を出してニッコリ…というかヘラヘラ笑いながら待っている彼女の手を握り目を見たら視線が合い何かが始まった音が聞こえた気がした。

 

私:はじめまして。毎朝のSR楽しみにしてます。

普段のSRでは単純にひとつにズラしたコメントで面白人間を気取った井の中の蛙のくせに実際はこうなのである。何も出来ない。

寿:まよらーさん?

人間が本当に驚いた時は声すら出なくなることを知っている。私はるろうに剣心で薫が死んだときばりに驚き声が出なかった。心臓のBPMが190を超えた。BPMとかMPCとかよくわからならないけど。

私:なんでわかったの?

寿:えーなんとなくかな。 まよらーさんの       こと良い人だと思っててん 

すず……

 

寿:まよらーさんだ!

私:すずちゃん可愛い~

寿:えへへ(可愛い)

私:可愛いからクネクネしちゃう(クネク        ネ)

寿:すずも~(クネクネ)(共鳴)

私:クネクネし過ぎてくびれ出来たらどう       しよ(クネクネ)

寿:www 待ってツボすぎるwww

流石の俺でもこんなにもしょうもないボケにすらなってない言動でツボなのはアゾフ海くらい浅いし嘘じゃんとは思ったが目の前で笑う彼女をみたらそんなことどうでも良くなった。何も信じることのできない俺だけど目の前に起こった出来事くらいは信じてあげたい。

この元ネタが素人ナンパ物で脱がされた素人のくびれがかなりすごくてカメラの男が「どうしたらそんなにくびれができるの?」と聞いたら素人が「えー。家でEDM流してクネクネしてたら出来た」って言ってたヤツを参考にしたことは絶対に知られたくない。

 

寿:あれやな。イケメンやな。 
私:wそんなことないでしょ。
寿:えー。カッコイイよ
私:wじゃあ、それ本気にして良い?
寿:本当に思ってるし。すず、本気で好き       やで

畜舎でおじさん相手に接客をし続けた結果、若いというだけでイケメンっぽく見えるしまぁ喜んでくれるでしょって感じで言ってくれたことは重々理解している。しているけど、俺はどうしようもなく嬉しかった。一個下の女の子の優しい嘘を真に受けて浮かれ切ってるのは本当に気持ちが悪いし社会のために死ぬべきだと思うけど表情が緩み切ってしまった。すず…おれは……おれは………(2019.1.20)

 

 

どうしたら良いかわからない。これが今の素直な気持ち。あまりにも人と触れ合ってこなかったから他人の嘘を見抜けない鈍感な人間になってしまった。もし、上記の優しい嘘が彼女の本心であるならとてと失礼なことをしてしまったと思う。

“いいね”からこんなにも始まるとは夢にも思ってなかった。インターネットに本気(マジ)になりすぎた結果、こんな感じになってしまった。私は何を信じて生きていけば良いのだろう。(2019.1.20)

 

秋元康かるた

http://sinkin66.hatenablog.com/entry/2018/11/19/230847

↑が元ネタです。

 

アイドルの夜明けが来た

(アイドルの夜明け)

 

いちごミルクのかき氷 溶けるまで話したね

(そばかすのキス)

 

打ち上げられた五尺玉 美しく開いたら 儚くあとは消えるだけ

(最後の五尺玉)

 

永遠より12秒

(12秒)

 

おしゃれな服に着替えたり ツインテールにしてみたり ジュエリーつけたりやってみれば大丈夫

(三日月の背中)

 

海岸線並行に走る 思い出の列車でどこへ向かうの?

(冬将軍のリグレット)

 

近眼の僕はポケットの眼鏡をかけてやってきた夏 確かめた

(みどりと森の運動公園)

 

口が勝手に欲しいスニーカーの話をしている

(不器用太陽)

 

携帯かけるより渋滞のバスより君が待つ場所まで走る方が良いさ

(青春のラップタイム)

 

コンバースの紐 直すふりして 君のことだけずっと見ていたよ

(失いたくないから)

 

最高にハッピーに悔いがないように死にましょう 

(サササ サイコー!)

 

純情が服を着たイケテナイそう僕なんだ

(ロマンスのスタート)

 

スカートをウエストで5cm折って 短く穿いた分 自由になりたい

(制服レジスタンス)

 

世界は私たちで回っている

(スキャンダラスに行こう)

 

そばにいる それだけで すべてわかりあえるのかな

(結晶)

 

抱きしめられたら一瞬で燃えて灰になってしまうよ

(抱きしめられたら)

 

ちっとも広くないのに愛の余白を埋められないんだ

(引っ越しました)

 

爪の跡残るほど握りしめ掴んだものはあるか?

(欲望者)

 

出会えたことまで後悔をしてしまう前に 一番素敵な恋だったといつか言えるように...

(抱きしめたいけど)

 

どれくらい思えば愛しさを形にしてあなたまでちゃんと伝わるの?

(ナギイチ)

 

なぜ好きになったの?

(私たちのReason)

 

苦いのが本物よ

(スイート&ビター)

 

拭った汗は恋のモノローグさ

(High school days)

 

ネクタイ緩める手つきがセクシーに見えるのはなぜなんだろう 

(サンダルじゃできない恋)

 

野良猫と私 違うわよ 家出してきたシャムネコさ

(シャムネコ)

 

パパやママに言えない秘密の話  いっぱいこの海に流したら忘れよう

(ガールズルール)

 

人は生まれて何回の出会いがあるの?

(気づいたら片想い)

 

ブリーフよりトランクス愛用

(ハートの独占権)

 

ペーパーバックス読みながら あくび

(人魚のバカンス)

 

僕の未来 必要な人だから...

(ずっとずっと)

 

マナーよりもっと大切なことがあるんだ

(野蛮なソフトクリーム)

 

耳を噛んで 手加減しないでね 

(美しき者)

 

無理に微笑み 嘘いくつかついて 君だけが抱え込むのはやめて 

(夕陽を見ているか?)

 

目と目が合った瞬間 こうなる運命だった

(LOVE修行)

 

もっと感情的に僕が走れたら そうバスの時間に間に合った

(やさしさとは)

 

やさしくするよりキスをして

(やさしくするよりキスをして)

 

夢を見るハートに酸素が足りない 恋の息継ぎ

(さよならクロール)

 

夜よ僕を詩人にするな 綺麗ごとでは終わりたくない 生きることに傷つきうろたえて 無様でいたい

(暗闇)

 

らしくらしく(らしく)ないね(ないね)今までの僕とは違う 冷静さを失ってる 自分 手には負えない 

(らしくない)

 

理想のタイプだとか ここに惹かれたなんて思い出せないスピードで...

(BiNGO!)

 

ルイボスティーを飲みながら なぜ一人微笑むの?

(裸足でSummer)

 

冷蔵庫以外にしまってある ミルクなんて見たことない

(ジッパー)

 

ロマンティックなサヨナラにバカヤロウ

(ロマンティックなサヨナラ)

 

私はあなたの彼女になれますか?

(彼女になれますか?)

 

 

感想

アケカス2年生には厳しかったですが、歌詞の振り返りなどで改めて気づけたこともあったので良かった。センターまで4ヶ月なので基礎を固めていきたいです。

偶像

だから彼女たちのことを偶像と呼ぶんだなと梅山恋和ちゃんを見て僕は理解した。

そのくらいに彼女にはリアリティーが欠けていた。37超個ある細胞ひとつひとつが恐ろしい程に美しくて、その集合体である彼女はまるで作品だなと感じた。ひとつひとつの所作が洗礼された可愛いでありニセモノではなく紛れもない純粋なホンモノだった。立てば芍薬座れば牡丹踊る姿は百合の花。そんな言葉がピッタリだった。


だからこそ僕は彼女を殺したくなった。

いや、正確には彼女の時のを止めたいと思った。そのためには殺してホルマリン漬けにするしかないのかな、なんて思った。これが詭弁だなんてことはもちろん理解してるし本当にそうするわけではない。けれども、おもわず殺したいと思ってしまうほど彼女は完成していて時が彼女を変えていく事実が震えるほど恐ろしかった。タバコ屋で買ったブタメンを地べたで食べていたいつかの少年たちがコンビニで買ったアルコールを路上で呷るように、手を繋ぐことさえ恥ずかしかったあの日の少女が純白のドレスを纏い人前で愛を誓い接吻をするように時は人間を変えていく。一挙手一投足全てが美であった彼女から時が奪っていく可能性がある。記憶の中だけで彼女の美しさを保存して鑑賞することは無理だとわかっていたからこそどうしようもない気持ちになっていた。

 

こんなことを考えながらNMB48 18th「欲望者」19th「僕だって泣いちゃうよ」発売記念全国握手会の山尾梨奈加藤夕夏・梅山恋和レーンに並んでいたら自分の番が来て彼女と対面した。そこで世界が変わった。

 

彼女の細く美しい手を魑魅のように醜い雑種である私が触れていいのか躊躇いながら握った。彼女の手には真冬の日向のような優しい暖かさがあった。彼女の目は紫金紅葫蘆の如く吸い込んで行くような魔力があった。本当に綺麗で美しくて圧倒され感嘆の声が思わず漏れた。

「可愛い...」

 

彼女は小さいながらも美しく非の打ち所がひとつもない唇を動かした。

「ありがとうございます」

 

彼女が発した音波を僕の鼓膜が受け止めた瞬間、恋に落ちる音が聞こえた。

僕は彼女の時を止めたかった。でも、今はそんなことは思わない。人間の歪さや社会の淀みに攻撃され傷つき変わり果てた彼女さえも見てみたいそう思った。どんなに醜く汚らしくて見るに耐えない姿になってもきっと彼女の手は暖かく目は魔力を持っているんだろうなと確信した。時はいつでも魔法の杖で様々なものを変えていく。道の景色であったり人間関係であったりと本当に様々なもの。それでも変わらないものも確かにあり、波の音や潮の香りや彼女のことを好きだったこととか。

その全てを愛せる自信はないけど、愛してみたい。

 

2019年は梅山恋和で行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私「元カノに似てます」

山尾梨奈「えー?付き合っちゃう」

(4年付きあったあげくに高校の先輩と恋に落ちあっさりと自分を切り捨てた元カノを思い出した)私「ッス...」

おつきさま

藍色の空に佇んでいた中秋の名月はコンパスでクルっと回転されたように丸く、スポットライトを浴びたように大袈裟に輝いていて、なんだか下品に感じた。私の中で月は大人しく淡い光を放って“陰”の役割を担うものだと思っている。だから、それに逸脱しすぎている中秋の名月を見て下品だと感じた。なんて傲慢でなんてくだらない感性を持っているんだろうと自分で自分のことが悲しくなる。

悲しいけど、これが自分なんだ。これが18年間磨き上げてきた感性なんだと諦め受け入れるしかない。

自分に絶望し諦めというメガネを掛けて覗いた世界は、いつかの社会の授業で見せられた戦争映画のようにモノクロで色も希望もない。でも、この世界を作り上げたのは紛れもなく自分であり責任は自分にある。このメガネはある種の呪いのようなもので、自分で外すことは出来ない。呪いを解くには第三者、もしくはそれに準ずる“何か”の介入が必要だ。ドラクエならお金と教会の神父。白雪姫ならお純粋な心を持った人のキス。と言ったように何かに頼らなければならない。

私はいままで誰かに助けを求めてまで呪いのメガネを外そうとは思わなかった。この眼鏡があれば人生が楽になるからだ。俺のような人間は~俺ごときの人間は~と必要以上に自分を卑下し相手を上げることで余力を使わずに生きることが出来る。無駄な体力を使わずに済む。ただ、無駄なものや意味の無いものを排除し自分が選択したものだけを行うのはとてもシンプルで味気ない。

 

私は4月から芸大に通う。芸術の世界は実力主義で弱肉強食の世界だ。淡白な世界でモノクロの街を眺め続けた私が太刀打ちできるものではない。だから、私は変わることにした。第三者、もしくはそれに準ずる“何か”を探して頼ることにした。そして、それを見つけることが出来た。無駄で意味がなく全力になれるもの。そうだ。

 

Tik Tokだ。

 

これに気づいた私はすぐさまダウンロードし髪の毛と眉毛を整え準備に取り掛かった。私はいままでTik Tokをやるような人間を見下していた。加工された嘘の音楽に合わせて偽りの自分を演じた動画を全世界に向けて披露する。これに何の意味があるのか意義があるのかは皆目見当もつかなかった。だからこそ、私は呪いを解くためにやらねばと思った。

 

全力○○始めるよ!

 

全力笑顔!

 

全力キメ顔!

 

全力真顔!

 

全力変顔!

 

全力オコ顔!

 

全力泣き顔!

 

最後は笑顔ではいチーズ!

 

Tik Tokがこんなに技術を要するものだとは実際に行うまでわからなかった。アップテンポのビートに合わせて数秒ごとに表情を変えろという無理難題。これは反応では間に合わない。Don't Think.Feel 考えるな感じろ。つまり反射的に表情を変えなければならないのだ。全力笑顔!と言われてから笑顔を作る。全力キメ顔!と言われてからキメ顔を作るのでは遅い。真夏の海で8時間遊んでから日焼け止めを塗るくらい遅い。笑顔を作りながらキメ顔の作り方を考える。私の想像していたよりも脳みそを使うゲーム、いや、戦いだった。

 

気づいたら1時間ほど、Tik Tokで全力○○を撮り続けた。

 

実際に自分の顔を眺め続けたら色々なことに気づけた。

まずは、私は人工的な笑顔が酷く下手であるということだ。口角は上がっているため笑っているように見えなくもないが、笑ってるとも言い難い。今年の5月に高校の卒業アルバムの個人写真を撮った。なるべく早く終わらせたかった私は全力笑顔!をした。カメラマンに「疲労が見えるからもう少し頑張って」と言われた。その時は「うるせぇよ」と思ったが、言われても仕方がないくらい偽物の笑顔だった。

 

笑顔すらまともに出来ない私が他の表情を上手に作れるわけもなく2005年の日本シリーズ阪神タイガース並に惨敗だった。

 

Tik Tokを1時間ほどやって、呪いのメガネが取れたかと言われれば否である。リズムに合わせて表情を上手に作ることすら出来ない自分にさらに絶望し、呪いのメガネの威力は増した。そして、Tik Tokを上手に使いこなす人を尊敬することにした。

私が尊敬している人物は岸政彦氏とサン・テグジュペリ氏と田島芽瑠氏だ。

Tik Tokerを尊敬した夜は秋雨が降りしきり漫画の主人公になれた気分だった。

 

 

 

 

 

 

両手を広げて



幼い頃にたのしかった?と聞かれて両手をできるだけ大きく伸ばして「このくらいたのしかった!」と言った記憶がある。あの時は怖いものもなければ疑うこともせずに目の前にある物を小さな目と大きな心で楽しんでいた。ただ、あの時の出来事は何かもが鮮やかで新鮮で、小さい口でヨダレを垂らすことしか出来なかった俺にはよくわからなかった。両手をできるだけ大きく伸ばして「たのしかった!」と言った時も。

初めてAKB48劇場に行ったのは、夏休みのありがたさも感じなくなり自堕落な生活に慣れてきた昨年の8月中旬だった。2017年の5月に48のオタクを始めた俺には知識も経験もなく推しメンの語る48エピソードがよくわからなかった。少しでも、推しメンに近づきたかった俺は丁度一般枠を応募できたチーム8の「会いたかった公演」を応募して普通に当選してこんなもんかと思ったのを覚えてる。上手柱横2列目の良席だった。初めての劇場はただただ圧倒されるだけだった。劇場童貞を捨てるために緩そうなハコを選んで入ったのでメンバーも曲もほとんど知らなかったけど、坂道の距離感しか知らなかった俺には充分すぎるインパクトだった。その後も16期のレッツゴー!や16期+D3のアイドル修業中などを見て、楽しかったし感動もしたが、心のどこかで何が足りなかったし、足りないものもわかっていた。可愛いアイドルなんて星の数ほどいるし好きなアイドルは片手で数える程になるが推しメンっていうのは1人しかいない。

その推しメンを劇場で見れることが決まった時は自分に素直になれたというかなんの屈折もなく、ただ真っ直ぐに嬉しくて、ワクワクした。

俺は上手三列目中央あたりの席に座った。俺の横がひと席空いており、スタッフのこちら空いてますよの一言で漫画で見るようなヤバめのデブが来て、これが48か...と戦慄した。そのデブが一回座ったあとに、やっぱりキツいか、とハニカミながら後方に移動し、その辺をちゃんと判断できるのになぜ太ったんだと疑問に思った。

影ナレ岡田奈々さんだった。TLにいる極右のアケカス女ヲタ(偽)は最高に怖いが、岡田奈々さんは普通に好きだ。風の噂でチョコミント色の髪の毛に染めたい願望があるとかないとか聞いて、アイドルだから頭おかしいのか、頭おかしいからアイドルになるのかどっちなんだろうとシンプルに疑問に思った。推しメン教えてくれ(返答なし)

 

overtureは走馬灯みたいだった。たった1分の間に色々なことを思い出した。1st選抜入れなくて号泣してたけど、選抜じゃなくてもSTU48だから頑張るみたいなことを言ったこととか。指原の代わりに繰り上がりで選抜になったときも変な声で泣きながら配信してた時とか。配信に“とろ”と“みちゅ”に出会えてよかったと泣き始めたこととか。思い出はいつも雨みたいなもので、デフォルトとして推しメンの笑顔があるためにどうしても記憶に残ってるのは雨なわけで、そんなことを思ってたらovertureも終わり、もう結構ウルウルした状態で幕が上がってしまった。


1曲目の「暗闇」のイントロで限界突破といいますか、当然のごとく瞳から雨が溢れた。でも、それは完全な通り雨だったようで、何事も無かったように止んでしまった。推しメンが“デコ出し”をしていたからだ。

 

ハッキリ言うが、俺の推しメンはめちゃくちゃ可愛いし綺麗だ。最高の女だ。天気予報士のように嘘はつくけど、口さえなきゃ誰もが振り向くような感じだ(リスペクト桜井和寿)
だけど、“デコ出し”は納得ができない。別に可愛くないわけではないけど、RPGの魔法使い(ゼシカを除く)が一切魔法を使わずに物理攻撃をするようなモノで、もっと冴えたやり方を知ってるだけにもどかしくなってしまう。これはもちろん俺の主観だ。 その後、SRで前髪をセットしても踊ってたら崩れるし汗が目に入るから嫌だといったニュアンスのことを言っていたので理解はしたけど、やはり納得はできない。俺は自分の意見をさも世論かのように、代表面して言うやつが本当に嫌いだし無理なので、重ねて言うが、これは俺の主観であり、もちろん彼女の“デコ出し”を評価している人間もいる。その髪型でも荒れ狂うアイドル海を乗りこなせるだろうなとも思っていたり。いなかったり。だけど、やっぱり前髪ありの推しメンが好きだし似合ってると思う。

 

推しメンの“デコ出し”で、涙が消えたわけたが、そのおかげで昂り興奮しきっていた俺は少なからずの冷静さを取り戻せた。

 

MCで他の人のキャッチコピーとかをダルそうに聞くのはやめていたけど、そろそろ肘を叩いても拍手の代わりにならないことを教えてあげたいと思った。

 

ユニットの「誰かがいつか 好きだと言ってくれる日まで」がとても良かった。この曲に出てくる女の子が本当にどうしようもなくて、好きな男の子に遠回しにフラれたことを“怪我”と表現した次には「誰かがいつか 好きだと言ってくれる日まで 自分の方から絶対告白なんかしないよ」と、もう次の恋の話なんかしてて、節操もなければ、「好きになるのはとても簡単なことだけど 相思相愛は奇跡に近いのかもしれない」と何かの真理に近いものも悟っていて、感情が急展開しすぎててバクっぽくなっている感じが“秋元康感”がしてて、とても好きだ。
この曲を岡田奈々込みで見れたのは本当に良かったけど、fullでやらなかったのはまぁまぁムカついてしまった。

 

自分の近くには三人ほど“推し被り”なる人がいたのを推しメンの“レス”で確認していました。なんの曲だがは忘れてしまったけど(確かSTU48)、客席に指をさす振りがあり、その時に指先が俺に向かってきて、いわゆる所の“レス”というのを貰えた時は流石に勝利を確信したし、“死んだししゃもの目”や“カルト系の宗教を三つ掛け持ちしてそうな顔”と言われた俺だが流石に笑顔になっちまった。推しメンからの“レス”で作り出されるオタクスマイルは最高にキモいが最も美しいと言っても過言ではないだろう。過言だ。
オタクとアイドルの関係なんてものは、オタクからの一方的な愛情で成り立っているけど、こういった風にアイドルからの返答があるとやっぱり嬉しくなってしまうというか、“神推し”の三文字を背負って生きたくなるのが人間ってもんなんですよ。

 

STU48のライブを見るのは通算三回目で、推しメンを目視できる、推しメンのダンスがわかるレベルなのは今回が初めてだった。俺はダンスが得意なわけでもなければ知識があるわけでもないので、例えば軸がブレてなかったとか、両手がちゃんと伸びていたみたいな専門的な評価(これが専門的かはわからないが)は出来なくて、素人なので○○ちゃんと比べていった相対的な評価しか出来ないのは心苦しいけど、そういう目線で見たら推しメンのダンスを“上手い”と感じることは出来なかったし、正直な話、よくわからなかった。推しメンは推しメンなりに頑張ってるところとか意識してるところとかあると思うけど、そこを感じることが出来ないのは俺のオタクスキルが低い事の表れなのかもしれない。子供の頃なら、よくわからなくても大きな声で両手を広げて「楽しかった」と言ってたと思う。だけど、思ったことを大声で叫ぶほど子供でもなければ、理不尽なできごとを涼しい顔していなせるほど大人でもないので、ハッキリ言うけどわからなかった。それでも、やっぱり気づいたら推しメンを目で追っかけてるし、楽しそうにニコニコしながら踊ってるだけで楽しめちゃうのが俺のスタイル俺のヴァイブスぜってぇ誰も真似できねえぇ俺のライフって感じなんだろうな。

 

推しメンは今年22歳になった。人間としては全然若いがアイドルとしてはそこそこいい歳ではある。いつやめてもおかしくない状況で次があることを想定して生きるほど楽観的でもないけど、もし、また推しメンを劇場を見れるなら、もっと輝く推しメンが見たいし、今日よりも明日の推しメンが最高って言いたいんだよね。頼むぜ推しメン。

 

 

 


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幼なじみ

俺はずっとお前のことが嫌いだった。


物心ついたときから俺はお前の横にずっといた。幼稚園に行く時も、送迎バスの中でも、かくれんぼしている時でも。お前にはお前の正義があって、それを絶対に譲ることは無かった。ダイアモンドパールの秘伝技の中にダイビングがあると言ったお前に、今回からは秘伝技じゃなくて普通の技であるだけだよ、と伝えてもお前は絶対に自分の非を認めなかった。
そんなお前を俺は自己中心的なヤツだと思い本当に嫌いだった。それでも俺はお前の横に居続けた。

 

小学校に入って俺は1年生の春から野球を始めた。理由はじいちゃんも親父も好きな野球を俺も好きになってみたかったからだ。
二年の夏にお前も俺と同じチームに入った。絶望的に野球のセンスもパワーもスピードも無かった俺は1年少しやって未だにノーヒットだったが、お前はまだユニーフォームも届いてなくてジャージで参加した練習試合でいきなりセンター前ヒットを打った。それから俺もお前もメキメキと上達して行ったが、結局お前を抜かすことはほぼ無かった。お前より上手かったのはバントと凡打の打ち方くらいだった。


中学校も同じとこで同じ野球部に入部した。礼儀が良いという理由で先生のお気に入りになった俺は同級生の反感を買いイジめられるようになった。俺のポジションはセカンドでそこの先輩は相対的にも絶対的にも俺よりも下手なのにレギュラーになろうとしたため、暴力で解決しようとした。身体的な痛みは慣れてきてなんともなるけど、精神的な痛みはどうにもならなくて、先輩の言う通りにわざと試合でエラーをしたり、練習をサボったりして、部内カーストの坂道を一気に転がり落ちていった。で、その空いたポジションのレギュラーになったのは紛れもなくお前だった。お前のポジションはサードだ。でも、サードの先輩はすげぇ上手くて市選抜のクリーンナップを打つようなやつでお前は代打要因でくすぶっていた。そこで、お前がコンバートされて、レギュラーになった。お前は俺からポジションを奪ったみたいで申し訳ないと視聴率1%未満のスポーツ青春ドラマみたいなことを言ってきたが、なんとも思わなかったし、なんとも思う余裕も無かった。
中学生になっても、お前はお前自身の正義を貫いた。監督は絵に書いた様な理不尽ハゲで何度も何度も意味不明なことで怒ってきた。それを俺たちは受け流すように謝ったが、お前だけは反抗した。その姿勢に監督はお前を干すことが何度かあったけど、それでも、お前は実力でグラウンドに戻ってきた。最高にクールだった。

 

先輩が引退してからも同級生からのイジめは続き最終的には塁間も投げられないくらい壊滅的な身体になっちまったけど、お前は何も変わらずに一緒に帰ってくれたし、変に心配されるよりはすごくありがたかった。

 

高校は別々になった。はじめて、お前のいない場所に飛び込むことになるんだと少しワクワクしたけど、無神教の俺でさえ神の存在を疑うほどの偶然が起きた。俺もお前もそれぞれの高校のクライミング部に入って、俺とお前の勝負は続いた。


俺はずっと、お前の背中だけを見続けて15年間生きてきた。だから、この高校生活は青春全部賭けてでも頑張ってお前をギャフンと言わせてやろうと思った。でも、青春全部賭けるなんて勇気は出なくて壁も小説も音楽もアイドルもAもBもCもDも愛した。お前は最高にバカだから、壁の前に立ち続けAだけを愛した。お前がワンピースやAAAを愛しているのは勿論知ってるけど、お前は1度も壁に背を向けることはなかった。それが、千葉で1位をとるお前と決勝ギリギリで落ち続けた俺とお前の差なのかもしれない。

 

ずっとずっとずっと、幼稚園の時から今まで俺はお前に勝ちたかった。今回の大会が最後のチャンスだった。ライバルなんて安っぽい言葉や親友なんて陳腐な言葉に俺とお前の関係を形容することは不可能だ。本田圭佑がプロフェッショナルとはケイスケ・ホンダのことだ、と言ったように俺とお前の関係は“俺とお前”だった。

 

最後の大会、お前は3位で全国の切符を掴み損ない俺は11位で決勝にすら行けなかった。俺の17年間を一言で表すなら「敗北」の言葉がぴったりだろう。お前に出会わなければ、一生忘れることの出来ないであろう悔しさの傷も負け続けることの惨めさも理解することもせず、楽しく生きられたと思う。もっと平和で穏やかな日常を。それでも、こんな敗北の一言がぴったりな人生になってしまっても、俺はお前と出会えて本当に良かったと思うし、それだけで最高の青春を過ごせたんだと思う。

 

ありがとう。また、戦おうぜ。