お月様

窓の外から半月が見えたときわたしはやっぱり半月のことが嫌いなんだと改めて思った。

半月はとても残酷だと思う。まん丸のお月様の半分はお日様の光を受け反射し76億もの数の正義と悪がさまよっている青い惑星から見える。だがそのまた半分は全く見えない。そこに確実に存在しているのに誰も見ないし見ようともしていない。人々は古代から夜には空を見上げ無数に煌めく星を眺め月に向かって手を伸ばした。いつかは絶対に届くと思っていた。たった半分しか見えない月を目指して。わたしが今いる存在すら認識されていない半分の暗くて悲しい月を見ようともせずに。

今のわたしはひとりだ。どれだけ前に進もうとも後ろに下がろうともどこにも行けないし誰もいない。152センチしかないちいさなわたしひとり分の幅を雨の日も風の日も照らしてくれた街頭すらも私を避けるように地面を照らしている。
いつからこんなに暗いところに来たのかはもう覚えていない。

昔のことを思い出そうとすると光り輝いていた過去のことばかり思い出しちいさな胸が痛くなる。わたしを苦しめてる原因がわたしだと思うともっと胸がいたくなる。こんなときわたしが普通の女の子だったら彼氏に慰めてもらうのかな。その男の子はわたしの話をしっかりと聞いてそっと優しくわたしを抱きしめてくれるだろう。まつ毛のしたから溢れ出るこころの一部を全部飲み干してわたしの震える手を握ってくれるだろう。そして言うのだろう「辛いならやめてもいいんだよ」と。どこまでも無責任で軽く自己主張だけの強い言葉を。そしてわたしは気づくのだろう。男なんてものに依存して生きることがもっとも愚かだと言うことを。

進む勇気のないわたしにやめる勇気なんてものはもっとなかった。怖かった。今のわたしを捨てて新しいわたしに生まれ変わることなんてできる気がしなかった。わたしが今こうして止まっている間にも周りのみんなは進み続ける。願っても祈っても針の無い時計は止まらない。

今のわたしをわたし一人で救うことはできない。

誰か、わたし以外の力が欲しい。

背もたれが欲しい。支えて欲しい。

助けて。助けて。助けて。

“明けない夜はない”と言うのは夜を乗り越えた人たちだ。夜はわたしの身体を隠し心を映し出す。臆病なわたしは夜を越えることができるだろうか。東の空が白み始めることを祈ることしか今のわたしにはできない。

 


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先輩

僕が同じ部活の先輩を好きになったのは日が沈むのが早くなりまだ18時なのに真っ暗になった日のことだ。僕の心の中に好きという感情が芽生えたのは生まれて2回目のことだった。顔はわりとどこにでもいるような感じだ。目が特別に大きいとか顔のバランスが整っているとかそういうのではない。何故だからわからないがとても惹かれた。先輩と話すのはとても楽しかった。先輩はいかにも女子高生という感じで少ない語彙力を甲子園球場の浜風のような勢いで誤魔化して話をしてくる。僕のなんてことのないNPCのような返しをしても口を開け目を細めて笑った。先輩といると、とても居心地が良かった。時々、僕と先輩は一緒に帰った。学校から僕の家と先輩の家の別れ道までの約15分間、一緒に自転車を漕いだ。先輩は暇になるとすぐに口笛を吹く。何の曲を吹いているのかは妹の部屋から漏れてきたジャスティンビーバーを聞くまでわからなかった。先輩の口笛の音を聞きながら進む帰り道は朝も通ったはずなのに新鮮な感じがした。


僕が先輩のことを先輩と呼ぶように先輩はひとつ年上なのだ。なので部活の引退も僕よりも1年早く引退をする。
6月に大会があった。クライミング部の僕たちの競技は「リードクライミング」というものだ。高さ15mの壁をどれだけ高く登れるかを競う競技だ。
予選は2コース行い上位8人が決勝に行き、ユースと呼ばれる県代表を除く2人が全国大会に出場できる。彼女は1本目の成績は良かった。2本目の結果で決勝に行ける可能性がおおいにあった。そう、あったのである。2本目、先輩は簡単なミスをして落ちてしまった。結果は12位だった。先輩はとても泣いていた。僕ではない男の人の横で。

 


7月、僕に彼女ができた。正直、全然好みではなかった。でも、彼女を作れば忘れられると思っていたからだ。僕が先輩のことが好きになった冬の日を。
道端に咲いてるタンポポの種子を飛ばして微笑む先輩を見た春の日を。
泣いている先輩をただ見つめることしか出来なかった梅雨の日を。
僕は忘れられると思っていた。そんなわけもなく、一緒に海に行った日に僕たちは別れた。短い付き合いだった。

 

 

9月になって先輩は部室に時々、顔を出すようになった。どうやら推薦で大学が決まったらしい。あの梅雨の日から3ヶ月しか経ってないのにとても大人っぽく見えた。でも、笑うと出来るえくぼは変わらなかった。

体育祭や文化祭が終わり学校全体が徐々に中間テストに向けてダラダラと進んでいる時期に僕は時々、あの時のように一緒に帰るようになった。でも、前のように楽しく会話をすることが僕には出来なかった。線香花火のようにすぐに取手と火薬が別れてしまうことを知りながらその一瞬を大切にしていた帰り道がとても息苦しく胸の奥がチクチク刺さった。先輩の隣にいるべきなのは僕ではなくあの時の男だと心の奥底では思っていた。
先輩に「気になる人」がいるのは知っていた。だから喉元まで出てきた四文字の言葉を空気に託し振動させ彼女の鼓膜を通りこころまで届けることは出来なかった。

 

僕の趣味は読書で窪美澄さんの「よるのふくらみ」という本を読んでいたらこんな言葉が出てきた。

「誰にも遠慮入らないの。なんでも言葉にして伝えないと。どんな小さなことでも。幸せが逃げてしまうよ」

 

 

 

僕が託した四文字は先輩の中に留まることはなかった。

恋は死んだ。好きな人の好きな人にはなれなかった。心のキャンパスには先輩との日々が描かれていた。1ページめくった。真っ白のキャンパスが現れた。ここからまた12色の心で好きな背景を書き足していこう。

先輩との日々を破ったわけではない。めくっただけだ。先輩との思い出はいつまでも残っていくと思う。

 

最後に僕の好きな本に出てくる言葉でこの恥ずかしい恋の話を終わらせようと思う。

 

 

「いつまでもあなたの素敵なところが、そのままでありますように。」

トンネル

国境の長いトンネルを僕は未だに抜け出せずにいる。このトンネルを超えた先に何が待ってるかはわからない。けれども僕は抜け出そうとしている。薄暗くて列車の音しか聞こえないこの場所から早く抜け出したいのである。

先日、僕の世界に数人しかいない“知り合い”が誕生日だったため連絡を取った。12時をこえて数分後たったあとに誕生日おめでとう。とLINEを送ると、(´Д` )イェァ ありがとう!と返ってきた。その後に今日、ディズニーに行くよ!誰と行くと思う?と聞いてきたので女?と返信すると、d(≧▽≦*)と返ってきた。僕の隣に彼がいたらジェイソン尾妻並の右フックをくらわせていたと思う。 楽しんでね。と返すと その後にディズニーのホテルに泊まるんだ!と来たので既読無視などをした。

彼は私立の学校に通っている。部活などはせずバイトをしたすらやり月に7万ほど稼いでいると言っていた。 毎日、毎日バイトをやり稼いだお金で女と遊び青春を謳歌している。高校生の鏡である。

僕は冴えない公立高校でクライミング部に所属いていてボルダリングやリードクライミングという競技をやっている。毎日毎日トレーニングをして青春を過ごしている。
ハッキリいって僕に才能は若月佑美や荻野由佳のおっぱいくらいない。やさぐれていた時期もあった。
どうせ俺には無理だ。 努力は才能には勝てない。 本気で思っていた。


今年の1月頃に“ちはやふる”という作品を読んだ。

主人公の千早はどこにでもいる普通の小学生だった。ある日転校してきた新に“競技かるた”を教えてもらい、幼馴染みの太一を巻き込んで競技かるたの世界に入っていく話である。

1-6話までは小学生編で7話以降が高校生編となる。 高校生になると千早はまだしっかりとかるたを続けていたが太一はなんとなく新は自分のかるたの師匠である祖父の死とともにかるたを離れしまう。


太一は千早にもう1度かるたをやらないか?と誘われたが始め直すかどうか悩んでいた。そこで太一は師匠に悩みを相談していた。

圧倒的な才能や力を持つ新には青春の全てを賭けても強くなれないからやる意味がない。 太一はそういった。
それに対して師匠は
「“青春全部を賭けても強くなれない?そういうことを賭けてから言いなさい”」


この言葉をきっかけに単純な感情で動いている僕はクライミングに青春の全てを賭けてみたくなった。毎日毎日トレーニングをして雨の日も風の日も壁を登り続けた。まぁ、室内競技なので関係ないのですが。努力を続けたら新しい自分に変われると思ってた。

今日、僕たちの代になって初めての大会があった。

最初に予選を行い上位6人が決勝に行けるというものだった。

 

 

僕は8位だった。

 

 

俺が努力していた間に帰宅部の彼は金を稼ぎ女と遊び大人の階段を登っていた。その間に僕は毎日トレーニングをして出来なかった課題があったら夢にまで出てきた。

 

女と遊ぶ“青春”

才能にはかなわないと知りながらも努力をする“青春”

 

どっちが幸せなのだろうか。

 

僕の残りの部活動を出来る半年間。 僕の向かうべき青春の列車はどっちか。

国境の長いトンネルを越えた先には雪国があるのだろうか。それとも

シャトルラン

走るのが早くてモテていたのはいつまでだっただろう。僕はいつも足が遅かった。小学生のころ、みんなが憧れるリレーの選手になれることは1度もなかった。リレ選だりぃ~って言ってたヤツを指をくわえて眺めることしか出来ていなかった。

 

僕には中学時代、彼女がいた。 僕は野球部で彼女はソフトボール部だった。僕の中学の野球部は毎週水曜日の朝練は走りのトレーニング、通称ラントレがあった。小心者の僕は手を抜いてるのがバレて監督に怒られるのが怖くていつも全力で走っていた。僕以外はカッコつけてるのかは知らないけど手を抜いて走っている人たちが多かった。

 

ある日彼女と一緒に帰っていると彼女が「ラントレで〇〇くん(僕の本名)いつも早いね!すごいねぇ~。カッコイイじゃん。」と言われた。めちゃくちゃ嬉しかった。やはり好きな人から褒められると嬉しいもので僕はめちゃくちゃラントレを頑張った。その結果、長距離走シャトルランが野球部で1番早くなった。

 

 

先日、シャトルランが行われた。

シャトルランは僕の好きな競技だ。やはりシャトルランが得意だからというのもあるが、シャトルランは弱肉強食の世界だ。強きものが残り弱きものが去る。そんな世界だ。その世界で最後まで生き残ると端でみている女子から声援が貰える。いつもは教室でTwitterを見てるだけのボクが唯一女子から声援を貰える機会だ。 張り切るしかないのだ。

 

シャトルランが始まり続々と脱落者が出てきた。120回を超えたくらいで女子たちが頑張れー。と言ってくれていた。僕はとても嬉しくなって走っていた。ふと周りを見てみると僕以外にも残っていた男子がいた。

そいつは学年で一番可愛い女子を彼女に持っていてバトミントン部のエースでイケメンのやつだった。その時、初めて女子の声援が僕に向けてられたモノではないと気づいた。

彼女たちからしたら僕の存在は眼中にない。

唯一、“シャトルランが1位になった人”という何者にもなれていない僕が何者になれるチャンスなのに、その僕の名前まで“可愛い彼女を持つバトミントン部のイケメンエース”が取ろうとしていた。

僕も誰かから認められたい。自己承認欲求が僕の血液を巡り酸素を心臓に運び僕を動かしていた。

アイツが出来杉くんだとしたら僕は生徒Aだ。せめて“シャトルラン1位”という名前が欲しい。

145回、アイツが走ることをやめた。その時に体育館全体からため息が聞こえた。きっと1人1人のため息は小さかったんだと思う。それでも何人もの人が一斉にため息をついたらそれは大きなため息になる。

146回 拍手がおこった。僕はまだ走っているのに。彼女たちはアイツの走りが見れないならもういいよ。終わりにしろよ。そういう意味を込めた拍手だったと思う。

148回、ついに僕も限界になりシャトルランをおわらせた。

 

これで僕は“シャトルラン1位”という人になれた。

なれたけど、なっただけだった。僕の周りに変化が訪れることはなかった。

シャトルラン1位になれたけど僕は僕のままだった。突然、友達ができたり昼飯を食う友達ができたり女の子と話すこともなかった。

 

なにか大きなことを成し遂げたら。なにか過去の自分を超えることが出来たら。また新しい自分になれると思ってた。

 

そう、思っていただけだった。

 

走るのが早くてモテていたのはいつまでだっただろう。

 

走るのが早くてモテていた時期なんてモノは存在しないのだ。自分以外の誰かがモテることが気に食わなくて僕たちが勝手に思っていた幻想だった。

 

その事に気づいた夜は少し長かった。

さくら

僕は学校まで自転車で通学している。

 

通学路には桜並木があり三月下旬から四月中旬になったら、これでもかっというくらい満開の桜が咲き誇っている。

 

“桜は美しいのではなく儚いのだ。日本人はあの儚さにダマされているだけだ。”

 

この言葉はなんかの本で読んだような読んでないような、テレビを見てて100人いたら98人言いそうなことしか言えないようなコメンテーターが言ってたような言ってなかったような……

 

誰が言ってたかは全く覚えてはいないが僕乗り記憶の中にはしっかりと刻み込まれている言葉だ。

 

 

今年も桜はしっかりとピンク色に葉を染め、自らの存在感を示し人々の心の中に消えていった。

 

そんな桜を見ながら僕は思った。

 

 

 

女の子に褒められたい。

 

 

 

かっこいいって言われたい。

 

チヤホヤされたい。

 

〇〇くん面白すぎwwwと女の子を笑わせたい。

 

へぇ~〇〇くん賢いんだ。ジュース奢るから勉強教えてよ!って言われたい。

 

〇〇くん!何の本読んでるの? あー!森見登美彦じゃん!有頂天家族読んだことあるんだ~ 〇〇くん、まだ読んだことないの!?その本読み終わったら貸してあげようか?って言われたい。

 

女の子とLINEしたい。

 

女の子と体育祭の練習を一緒にしたい。

 

女の子とたわいもない話をしたい。

 

透けブラしてる女の子に、お前のブラ透けてっぞ~って言って、どこ見てんのよ!!って言われたい。

 

女の子の指を1本1本折っていって痛さで失神しそうな女の子をひたすら眺めるやつやりたい。

 

女の子を目隠しして柱に括りつけて1週間放置して精神崩壊させたい。

 

女の子のお腹を思っきり殴って吐かせたい。

 

女の子を椅子に括りつけてまばたきしたら太ももに針を指していくやつやりたい。

 

女の子を泣かせたい。

 

女の子に好かれたい。

 

女の子からモテたい。

 

 

 

 

 

桜は儚いだけじゃない。しっかり美しいよ。

 

来年も綺麗な花を咲かせておくれ

 

 

想像力

最近の若者の足りないものといったら僕は想像力だと思う。

 

物事を想像する力だ。

 

 

問題を解決するためには必ず結論を導き出すための道筋がある。

逆に言えば、道筋を見つけ出すことができなければ結論は出ない。

 

僕たちは時間にとらわれている。必要以上にだ。

 

だから、対して考えもせず、すぐに答えを知ろうとしてしまう。

 

厄介なのが、教えてもらった答えが正しいか正しくないかを確認することもせず鵜呑みしてしまい、それを結論だと思い込んでしまうことだ。

 

ここにも想像する力が足りていない。

 

嘘というのは自分が思ったよりも簡単につけて気づいたら自分の口から出ていってしまうことが多い。

 

答えを教えてくれた人が嘘をついてるという可能性を疑わずにそうだと思い込んでしまうこと。

 

本当に怖いと思う。

 

 

みなさんは“おっぱい”というものを知っているだろうか?いや、必ず知っているはずだ。

 

全男性を虜にするあの脂肪だ。

 

今の時代は昔の時代に比べて、おっぱいの好みもわかれ、大きいもの、小さいもの、美しいもの、醜いもの……。

 

全てのおっぱいに需要がある時代だ。

 

 

                  “おっぱいは柔らかい”

 

これはみんなが知っている常識だ。

 

正面を北としたときの西側を“右“と呼ぶくらい常識だ。

 

 

でも、僕はおっぱいを触ったことがないから本当におっぱいが柔らかいのかはわからない。

 

想像でしかないのだ。

 

僕は、おっぱいに期待を輝かせている16歳の少年だ。 こんな人が想像するおっぱいは柔らかいだろう。

実際におっぱいを見たことのない僕でもおっぱいは星の数ほどあり、その全てが柔らかいわけではないということを知っている。

 

でも、おっぱいは柔らかいと思ってる。

 

なぜだろう。

 

それは僕が“常識”にとらわれているからだ。

 

その常識が嘘であるわけがないと信じ想像することを放棄した結果である。

 

常識という魔物は気づいた時には自分の中に潜り込み潜んでいて、血液のように全身を巡り僕の心を支配していく。

 

その結果、僕はおっぱいは柔らかいと思い込んでしまった。

 

 

疑わないことを優しさだと思い込んでいる人はたくさんいるかもしれない。

 

僕はそうではないと思う。

 

例え、どんな小さなことでも疑い、想像し確かめる必要があると思う。

 

違うことは違うと教えてあげられることこそが優しさなんではないだろうか。

 

“おっぱいは必ずしも柔らかい“

 

これが違うのならば

 

「わたしのおっぱいは柔らかくないよ?触ってみる?」

 

と言ってくれるお姉さんが現れることこそが優しさなんではないだろうか。

 

 

この世の全ての優しいお姉さんに告ぐ。

 

俺におっぱいの柔らかさを教えてくれ。。。

 

 

 

 

 

ピクニック

そうだ!ピクニックに行こう!と突然思った時、ついに疲労が限界に達したのかと思った。

 

疲労が貯まるほど何もしてはいないけど、なんとなく潮風に吹かれてボーッとしたい時がある。

 

日曜日は基本的に家にいて、聞けなかったラジオを聞いたり、自慰行為に励んだりするだけの日になってしまうことが多い。

 

そんな、日曜日なんかよりは海にピクニックに行く方が楽しい気がしたので、ピクニックをすることにした。

 

1人で海に行くのもいいが、せっかくのピクニックなので大人数で行きたかったため、違う高校に行き疎遠になってしまった友達2人を誘って行くことにした。

 

奇跡的に2人とも参加できるということだったので思い出話を話したり、高校で起こった面白い話を聞けると思ってワクワクした。

 

 

日曜日、朝9時。お弁当を作るため起床。

 

ピクニックといえば、おにぎりと唐揚げだと思ったので、シャケとタラコと梅のおにぎりを作りをからあげを揚げた。

 

押入れからレジャーシートを引っ張り出したりして、ピクニックに行く準備は完璧だった。

 

まだ、出発時間まで余裕があったので、録画した「ゴットタン」を見ていると1通のLINEが来た。

誘った友達の1人からだ。

 



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………

 

予定が入ったならしょうがないと、自分に言い聞かせて、からあげ揚げすぎたなぁと思った。

 

 

もう1通LINEが来た。

 

もう1人の誘った人からだ

 



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1人になってしまった。

 

あれだけはりきっていたのに気づいたら1人になってしまった。

 

いつだって、そうだった。

 

僕が楽しみにしていることは大体、周りは楽しみになんてしていない。

 

いつだって、そうだった。

 

僕は1人だ。

 

 

潮風を浴びながら食べるからあげはいつもよりしょっぱく堅かった。
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